効率と合理、若さが幅を利かす現代社会。やまさんのような惨めったらしい白髭の爺なんかまったく価値のあるものではございません。
ましてやこのじじいをもてはやしてくれることなどあろうはずはござりませぬ。
しかし、昔から新年を寿ぐ能の『翁』の舞いは「白髭のじじい」と決まっております。
「なんで?」
あらゆることに生きにくかった昔、白髭のじじいになって、腰も曲がり、よぼよぼでも、それは、有り・難い、長命のしるし。短命で死ぬものが多かった時代、長く生きた白髭の爺はめでたく、神々しいものだったんですね。
そのじじいが天下泰平、五穀豊穣、千秋万歳を寿ぐことはまったくもってふさわしいことだったんですね。
昔の日本人は翁(じじい)と幼い子どもに神性を見たといわれています。
「ああ、やっとやまさんの出番が正月に訪れた!」
そこで遠慮なく、白髭のじじいとして罷り出でまして皆様方の御健康、御長命、御幸福を祈念いたします。
2 件のコメント:
なーんだ、やまさん、てっきり「何がめでたい!・・・」ではじまるかと思っていたのに、残念!新年早々おせち持ってきてくれる人がいるからかな~、親切で人は変わるんですね。まあお互い無事に新年を迎えられて良かったです。おそくなりましたが、
「新年開けまして、おめでとうございます。」
人類最後の年ですので、今年は無礼講じゃ!っていう人はいませんが、そのつもりで生きていこうと思います。本年もよろしくお願いいたします。\(^o^)/
暖かい穏やかな元日でしたね。
今日は我々にとって(私より連れのほうが・・)大変な日でした。彼女の新車のプリウスを私が運転しててガードレールに擦り、かなり壊れました。
連れは
「ああ、これは修理工場行じゃ」
といって去って行きましたが、恨み言もナシでした。それだけにかなり怒っているのでは、と思いました。
元日そうそう恐ろしいことがおこり、現在進行形、未来形になりそうで心底、こわ~ぃ。
しんさま!おもわぬアクシデントにはくれぐれもお気を付けください。
結局、私の新年の祈念など真逆の効果をもたらすことがよ~くわかりました。
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