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 1、フーテンの寅さん
 この映画知らない人はいないでしょう。昭和45年に始まり平成8年のお正月映画としての公開まで続きました。
 私は全作品、映画館で見ました。みんな面白くお勧めできますが、晩年の作品は体調が悪くなっていったせいか、主人公である寅さんの出番が少なく、ちょっと物足らない気がします。
 生来のボヘミアンだった寅さん。そのくせ生まれ育った葛飾柴又に強い思い入れを持っていた寅さん。いつかは帰るんだ。と持ち続けていたんでしょうね。「ふるさとは遠きにありて思ふもの」です。
 若いころは、そんな生き方に魅力を感じました。でも自分が年老いてだんだん寅さんに似てくると寅さんの時折みせる悲哀の表情に気付き、魅力とかあこがれとかとは違った次元でうんと親しみがわいて好きになりました。
 いつまでも日本のどこかで放浪してほしかった寅さんですが、ふるき日本のよさが消えてしまうとともに寅さんも消えてしまいました。
 今日、お勧めする一本は昭和62年の39作目の作品です。マドンナ役は秋吉久美子、ロケ地は、吉野、南紀、志摩です。筋立ては、まあ、見てのお楽しみですが、「母をたずねて三千里」仕立てで、わたしは大いに泣けました。
 題:男はつらいよ・寅次郎物語
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