2014年6月30日月曜日

どっかランチのええとこありまへんか?


 最初はどっかええところでランチをしようという話だった。歳がいくとまったく新しいところは落ち着かないし、かといって今まで行った所もつまらないし、どうしようか?どっか行きたいところある?う~ん、海が見えるところがええかな、というので、たぶん海の見えるところでランチかな、しかし、出かけてみると、なぜか温泉になった。

 変わった温泉というので、讃岐の仏生山温泉になった、いかにも仏の慈悲にすがって生き返るような霊泉の雰囲気が漂うネーミングだ。確かに泉質は神秘的な感じがしないでもない。

 いくつかの露天に極めて浅い何種類かの浴槽があるが、その中でもぜんぜん温めてもいない、くみ上げたままの温泉浴槽が最もお勧めだ。きわめてぬるいが、細かな泡が立ち、ぬるぬるしたアルカリ泉質の感じがする。効能あらたかなので爺さん連中が入ったら出る気配がないのが欠点だ。中に浸かっていた爺さんの中には数時間いつづけの人もいる。

 近隣にはない珍しい泉質で、温泉好きな人にはお勧めだ。我が家から車で2時間ほど。

 ここが仏生山温泉
入り口
中の様子、ただし浴槽は撮影できない。


 帰りにこんなとこがあったので撮影しました。


 どっかランチのええとこありまへんか?来週あたり行くので教えてください。

2014年6月28日土曜日

またまた六月の夜祭


 二週間前に鴨島駅前通りで『キャンドルナイト』(ブログを参照)の夜祭があったばかりなのにまた今夜、夜祭があった。6月は梅雨の期間中なので全国的に見て祭りは少ない。それなのに我が町では6月に二度だ。

 我が町の駅前通りはさびれ方が半端じゃない。多くの店が閉店している。人通りも多くない。だから少しでも人を呼び戻そうとしてこのような祭りを開催しているわけだ。

 下は普段の駅前通り、昼の日なかなのに誰もおらん。ゴーストタウンか!

 そして夜祭りの今夜の駅前通り、昼とは大違いで人人人、それも若い子がおおいよぉぉぉぉ~

 夜祭の主題は、きわめてローカルのもので、郷土出身のある有名人を偲ぶ祭りだ。100年ほど前に東京で活躍した喜劇俳優だがそんな大昔の俳優なんど全国の人は誰も知らん、それどころか地元の人さえほとんど知らない。(興味ある方はここクリック

 郷土の偉人として誰も知らんような人でしかお祭りできないオイラの町って、いったい・・・

 でも夜店がたくさん出ているし、黄色いさくらんぼのようなわっかい娘がうっふ~~んしながらそぞろ歩いたりして、ウキウキした気分になりました。



 婆さん連中の五九郎音頭の踊りじゃなく、若い娘のサンバの踊りだったらよかったんだけどなぁ

2014年6月25日水曜日

突然の驟雨、白雨か

昨日は東京の郊外では大量の雹がふったらしい。半端な量でなく道路に30㎝積もったという。写真を見るとまるで6月の積雪だ。空気は6月の暖かさだが地上は零度なので地表は霧がかかったようになっている。

 みんな夏服なのに風景は冬のようだ。こんなちぐはぐはめずらしい。

 この地方で雹がふったのは午後2時過ぎからと言っていたが、昨日ここ徳島市(私がいた駅前あたり)ではちょうどそのころから突然の驟雨と突風、車軸を流すような雨とはこういう状態だろうか。傘は役立たず、ポッポ街のアーケードに逃げ込んだが、入り口付近でもずぶぬれになるので奥の窪まったところに入ってやり過ごした。

 向こうのビル群は驟雨で白くかすんでいる。こんな驟雨を『白雨』というのだろうか。

 しかし吉野川市の辺りでは降ってなかったようで家に帰っても全然地面が濡れていなかった。局地的に大きな違いがあるようだ。


2014年6月19日木曜日

ジューン・ブライト

 ジューン・ブライド・june brideとは六月の結婚式、または六月の花嫁のことだが、今日の動画のテーマはそれを少し変えて『ジューン・ブライト』、june bright、日本語でいえば『水無月の輝き』とでも云おうか。

 というのも今日は6月19日、一年で一番日が長く太陽高度の高い「夏至」に近い頃(夏至は21日)である、しかし、いつもは梅雨空で曇りが多い。ところが今日はめずらしく快晴で、また一昨日からの低温傾向も残っていたため、気温が上がっても蒸し暑さは感じないさわやかな天気となった。そうなると太陽高度は高いわ、日は長いわ、野山の緑は濃いわ、いろいろな花々は大輪の花をつけるわ、で鮮やかな輝ける素晴らしい六月の一日となった。だからなづけて、june brideならぬjune bright。

 この日、家から自転車に乗って徳島の蔵本まで行った。ジューン・ブライトの写真をご覧ください。


2014年6月17日火曜日

梅雨寒(つゆざむ)


 みなさん、今日は肌寒くはありませんか。朝から少しうすら寒かったけど、やがて小雨、昼が来ても気温が上がらず、シャツ一枚では寒くて、もう秋まで使わないと思っていた上着を引っ張り出して羽織った。

 冷えたためか胃が痛くなった。梅雨時には気温が上がらず『梅雨寒』となるときがあるから気をつけなければならない。普段のように薄着で過ごして体調を崩したりする。

 なんでこないに寒いんやろ、便利なネットでさっそく最新の天気図を見てみる。
皆さんは天気図の見方わかりますか?そういえば高校の地学で習ったような・・・・・
 今日の天気図の見方はそんなに難しくありません。
 列島の下の太平洋に高気圧(高の文字がある)、そして列島の北、オホーツク海、ベーリング海にも高気圧がある。
 列島はその南高気圧と北高気圧に挟まれて低気圧が横に伸びているそして南には前線も並行して走っている。
 列島は気圧の谷と前線で天気が悪いとわかりますね。

 じゃあ、こんなに寒いのはなぜ?これは高気圧を見てみましょう。南の高気圧(太平洋南部)はさほど強くない高気圧がたった一つ。
 ところが北の高気圧は横に三つ並んでいる。そして一番右のベーリング海の高気圧はドデカく勢力が強い。

 南の太平洋の高気圧が強ければこの気団は蒸し暑さを運んでくるが、今日はこれが弱い。それに反して、北の高気圧がメッチャ強い。特にベーリング海の高気圧がダントツである。ここらあたりは夏でも冷たい海水があるからこの気団は冷たい空気のかたまりだ。それが強くなって列島に吹き込んでくるから梅雨寒になるのだ。

 明日もこの気圧配置は続くので明日も梅雨寒になりそうだ。

 「みなさん、風邪ひかないようにしましょうね」

2014年6月14日土曜日

駅前大通りのキャンドルナイト

 我が町の駅前大通りで今夕、キャンドルナイトがあった。
 
 市制10周年記念とある。夏至が近いから、北欧諸国にある『夏至祭り』(火祭りであることが多い)を真似たものかな、とも思うが、10周年記念がなんでキャンドルナイトなのかはよくわからない。
 
 街灯や店の灯りもみんな消えた暗い中、キャンドルの灯りでぼんやりと人や物が浮かび上がり、おぼめいている様子はなかなか趣がある。
 


2014年6月12日木曜日

コートジボアルって知ってる?

蹴鞠(しゅうきく)とは平安時代からあるわが国の伝統芸のひとつです。もっとも当時は平安貴族の遊び、まあ気晴らし、の類だったのですが。

 足でポンポン蹴り、地に落としたらたぶん負けなんでしょうね。

 日本では超古典的な芸能なんですが、これ、サッカーの選手にやらせたらたぶん上手でしょうね。

 というわけで、今日はサッカーの話題です。明日からブラジルでWカップが開かれますね。日本では結構盛り上がっています。でもワイなんかは人生でほとんどサッカーのことなど興味なくすごしてきました。2002年の日本開催のときからようやく関心を持ってみるようになりました。それまではWカップとは女性の乳房の大きさを競う大会くらいにしか思ってませんでいたからね。

 まあそんなわけでサッカーの観戦態度も少しは進化しなければと、ネットで色々情報を仕入れました。しかしサッカーのルールについては、これはもう勉強する気も起こらず、ゴールに入れば一点じゃ、ということ以外は知ることをやめました。

 次は勝ち進んでいく勝負の方法ですが、これは知らねば、勝った負けたと一喜一憂もできまへんので、調べますと、リーグ戦とトーナメントが組み合わさったものだということが分かりました。最初は4チームでリーグ戦を行い、成績によって2チームが次に進めるのがとりあえず分かりました。

 それで日本の属するリーグを調べるとその4チームは日本以外は、ギリシア、コロムビア、コートジボアルということが分かりました。日本のいっち最初の試合はその中のコートジボアルとか。

 『いったい何処にあるんやろしらんなぁ~』

 というのはワイだけではなかったようで、あるスポーツリポタが30人の日本人にその位置を聞いたところ正確に答えられたのは一人もいなかったようです。私なんかはカリブ諸国か中米のゴチャゴチャした小国のひとつくらいと思ってました。たぶんコーヒが美味いところかと。(コーヒ専門店で、ガテマラ、キリマンジャロ、と同じくコートジボボアルってありそうな気がしたが・・・・・)

ホントはアフリカのここ。コートジボアルの国名は「象牙海岸」のフランス語から来ているとのことです。何でこんな名前がついたか。

 英仏のアフリカ侵略はダイヤ、黄金、象牙を求めてのものでした。このあたりに象牙がたくさん取れたのではなく、内陸からふんだくった象牙をここらあたりの港から輸出したから、そんで象牙海岸。

 英仏の悪どいところは、その象牙を収奪したばかりでなく、もっと儲かるもんはないんかいなぁ~、と鵜の目鷹の目でアフリカをさがし、見つけた商品は人間、なんと人間も奴隷として収奪したのです。この西アフリカの海岸は象牙海岸という名もありますが、その横には黄金海岸、奴隷海岸と名づけられた地もあります。その名のとおりふんだくった黄金、拉致した黒人奴隷をここから積み出したのでした。

 現地の酋長をウン騙し、奴隷を仕入れ、あるいは狩り立て、新大陸へ運びました。

 なんちゅう悪いやつらでしょう。そんなわけで昔は確か「象牙海岸共和国」と呼んでいたときもあったようですがそのような植民地の悪いイメージがあるためフランス語に変えたとか。
 
 そのコートジボアルはアフリカを植民地にしなかった日本に対しては何の恨みもなく、むしろ友好的とききます。ここはコートジボアルが上位進出して、仇敵英仏の強豪チームをぶちのめしてほしいところですが、日本人としては負けるわけにはいかないし・・・・・
 
 「こまった!コートジボアルにも勝ってほしいが・・・」
 
 あ、そうか、このリーグは4チーム中、2チームが上位に上がれるんだ!そうだとするとここは是非、日本、コートジボアルともに勝ち進んでほしい、それが一番いい。
 
 で、FIFAの世界ランキングを見ると、日本46位、コートジボアル23位、コロムビア8位、ギリシア11位、なんと前評判では日本が一番弱いではないか。
 
 「コートジボアルと日本の両者が勝ち進むのは難しいかもしれない」
 
 

2014年6月11日水曜日

梅雨のころ


 
雲と一口に言うがこんな雲と雨を降らせる雲とは違う。ちぎれて綿のようになったこのような雲は積雲という。このような雲は巨大に発達して積乱雲にならない限りは雨は降らせない。






 雨を降らせるのは雲が上空までいくつも積み重なっている層雲でしかも低空付近は乱れた霧雲のようになっている乱層雲だ。

 厚い雲でも雨が降りそうなときは低空まで雲が降りてきて渦巻いたり、蛸の足のようにあちらこちらに雲の足を伸ばす。

 降るかなぁ、と眉山を見ていたらパゴダ塔とテレビ等が雲に隠れてきた。

 
 雲が霧のようになって頂上付近を取り巻いている。そしてその雲が山頂を下ってきた。

 おお、もうすぐ降るぞ、と思ったが、思わせるだけ思わせといて、やがて雲は上空の空に消えていき、薄明るくなってきた。結局、今日は降らなかった。

そのあと家に帰って、風呂のタイルの黒かびをオレンジオイル入りの洗剤で落としてきれいきれいした。







2014年6月8日日曜日

多年生

 南山の麓にある壇の大楠へ行く坂道の周りは雑草が生い茂っている。そんな場所に花壇にあるような栽培種の花などないと思うが、今日通ったらその雑草に混じってなんとも派手で大きな花があった。坂の上まで見るとところどころにその花がある。


 皆さんもたぶんご存知の『アマリリス』だ。


 百合を赤くしたような花で、花屋さんでも商品として売られている花だ。それがこんな夏草の雑草の中に・・・・・

 この同じ位置にちょうど三年前の今頃、このアマリリスが咲いているのをブログにしましたが覚えておいででしょうか?

 ここクリック

  このアマリリスは前と同じ位置に毎年、このように咲いているのです。アマリリスの本体は一年で成長し、そして枯れてしまいます。一年の命のように思えますが、地下の部分は太い根、あるいは球根の形で何年も生き続けているのです。葉っぱや茎、花の地上部分は一年の命のように見えて根・球根の地下部分が生きていて毎年再生するこのような植物を何年も生を受けるという意味で

 『多年生植物』

 といいます。これに対して種を植えて芽が出て成長し花が開いてやがて一年以内に枯れてしまう草花を

 『一年生植物』

 といいます。

 しかしこのわけ方は草花の場合のみであって、木本植物(ようするに木)はこのわけ方には入りません。木は何年でも存在しますものね。(上記の壇の大楠は樹齢1000年ある)

 だから毎年この同じ位置に咲くアマリリスの花は種がこぼれてまた同じ位置に成長して咲いたのではなく、地上部は毎年枯れても地下の根・球根は生きていてまた芽吹いてくるというわけだ。

 西洋でも(ギリシア神話のハディスの支配する冥界は死者が行く国である)また日本(古事記は黄泉の国として死者が行くところとある)でも死んだら、人は地下へ移り住むという神話がある。しかし古事記では黄泉の国へ行って帰ってきたイザナギはその穢れから新しい生を生むのである。

 死は再生と表裏一体である。そんなことを思うとき、美しいアマリリスは一年で枯れてしまっても地下にある根・球根にその死が還元され、翌年新たな生として誕生してくるというふうにも考えられる。

 一年で枯れても(死んでしまっても)また再生する、この地下にその根源はあるのだ。

2014年6月7日土曜日

雨の歌

 雨の季節にふさわしく、それらしい歌をさがしてたら気に入ったのがあったので貼りつけました。歌手としての名前は「藤木一恵」だけど別名で女優の方が有名ですね。こんなに歌が歌えたなんて驚きました。

 曇り空と傘が出て来ます。歌詞はほとんど何を言っているかわからないけど知らぬ国の歌を聞く様な感覚で聞きました。

2014年6月6日金曜日

不良少女と変態男の結婚


 BSのMHKで毎朝、連ドラ(地デジは30分遅れである)を放送している。『はなとアンコ』である。こういった朝ドラは見出すと癖になる。次回の展開が気になる。間が空けば興味も薄れていくが毎日あるため「次はどうなるか」という見る動機も継続していくことになる。

 この朝ドラは基本的に悪人は出てこない、それにヒロイン、ヒーローもみんな爽やかである。どうしようもない行き詰まりやドロドロしたものはない。紆余曲折はあるが最後はほのぼのとした結末、または未来に希望がつなげるような終わり方になっている。

 さてそのヒロインであるが、だいたい朝ドラのヒロインは新人が抜擢されることが多い。彼女もそうかなと思ったが、一年前に映画の『蛇にピアス』というので不良処女で主演していた。この映画、実は私は以前に見ていたのだが、この朝ドラのヒロインキャラとあまりにも落差が大きいのでわからなかった。彼女のプロフィールを見てわかったのである。

 映画の中では舌にピアスをしたり、スプリットタン(舌を割く)をしたり、また濡れ場もある。

 
ヒロインキャラの変わりようにも驚いたが、このヒロインと結婚する夫にも驚いた。朝ドラのヒーローらしくさわやかな坊ちゃん青年であるが


 なんと彼も全くキャラの違う映画に出ていたのだ。これも私は以前DVD屋さんで借りてみていたが、まさか彼とは思わなかった。今日発売の週刊誌で知った。そういえばどっかでみたなぁ~とおもってましたわ f(^^;  映画の題名は『変体仮面』、変身ヒーローものだ。女性の使い古しのパンツを顔に被ると超人的な変体仮面に変身するのだ。


 彼女、この朝ドラでこの坊ちゃんと結婚するが、前のイメージからすると、不良少女と変態男の結婚だ。

 「いや~~~、変われば変わるもんでんなぁ」

長雨


 ここ数日、梅雨らしい天気が続いている。梅雨といっても毎日が雨降りではない。晴れ上がる日もある。どちらかというと梅雨のはじめころはシトシトと降る雨の日が多く、降ったり降らなかったりのぐずついた天気が多い。梅雨も終わりころになると晴れの日と雨の日のコントラストが際立ってくるようだ。晴れるとカッと暑くなり、雨の日は集中して降るため豪雨になったりする。

 3日前に梅雨に入ったばかりだから、このように梅雨初期の天気模様になるのだろう。

 梅雨のころ何もかもがしっとりと濡れた色を見せる中、梅雨の花アジサイは濡れて一際美しさを増す。

 ガクアジサイの花を撮影した。

 池に落ちる雨粒の波紋


 池の青鷺


2014年6月5日木曜日

美的努力はお笑いなり

 芸術はもともと人工的に美を作るものだ。しかし同じ美の追求といっても、ヒトの体や顔はナチュラルな美しさの方がいい。人工的にいじりまくると良くない・・・というのは私だけのたわごとのようで、女性も男性も、体や顔に加工をくわえ、少しでも美しくなろうと努力している。

 それはそれでいいのだが、ヒトの顔の美醜というのは、民族、時代によって変わるもので、また流行もあるから、あまり極端な加工は加えない方がいい。その時点でいいと思っても、やっぱりアカンわ!ということも起こり得る。もっとも可逆性・可塑性のある加工はそう問題ない(なぜなら嫌になれば元に戻せるからだ) しかし永久に固定するような加工は思い直した方がいい。

 ネットを見ていると、韓流ドラマのイケメンにあこがれた白人青年が10回の整形を繰り返し、韓流のイケメンの顔になったと、画像とともに流れてましたが、これ、見てどう思います。私なんかは元の方がずっといいと思うのですが・・・世の中いろんな人がいますね。
 
 これなどは可逆性・可塑性の難しい非可逆的な加工なので元に戻すのが大変だろう。  

 同じネットでこんなエステの商品があった。うたい文句は『あなたの顔を小顔にする』
だいたいモンゴロイドは体に比して顔のでかい人が多く、それが人種的特徴のなのだが、この場合は白人のように体に比して小顔を求める人がいる。

 だからと言っていきなり頬骨や顎骨を削ったりはしないで我が家で出来る地道な努力で小顔をもたらすのがこの商品だ。

 右下のピンクの艶っぽい唇模型を見たときは、てっきりこれはフェラをする大人のおもちゃと思ったが、さにあらず、これをくわえて、右上の写真のおばさんのように、発声するのだそうだ。弾力があって発声によって口の形を変えることにより、そのマウスピースの反作用の影響で顔の筋肉や皮下脂肪に作用し(メカニズムはよ~~わからんが)小顔をもたらすそうだ。

 以前に小顔にするには首筋や頬、顎にサランラップをピッタリ張って何時間もそのままにして生活すればいいというのもあったが・・・・・

 旦那が家に帰ってドアを開けるとサランラップを貼り、左上の写真のようにマウスピースを当てアハアハアハ~~~、なんて奥さん見たら、さぞ驚くだろう。

 美的努力のゴールに達するまでは、その過程は、ほとんどお笑い?

2014年6月4日水曜日

芸術的な性?


 昨日からつゆに入った。さっそく今日は一日中つゆらしいうっとうしい天気となった。
 昨日、徳島公園を歩いていたら、こんな花があったので撮影した。可憐な花をつけている。明るい青色の花で見ているとうっとうしさを吹き払ってくれそうだ。

 『その名も つゆくさ


 さてまったく話は変わるが動物の性には雄と雌がある。なかには両性具有といって両方の性を持つものもいる。といっても雄と雌の両方の生殖作用を持つものは滅多になく、雌雄の外性器を二つ持つものである。自然の状態でもそのような両性具有がまれに現れる。アンドロギュノスと呼ばれる。

 これらの雄とも雌ともいえない不思議な性は先天的なものであるが、ヒトの場合は後天的に(具体的には外科的処置を施して)、人工的に雄でも雌でもない性になることがある。ここで大事なのは『雄でも雌でもない性になる』ということである。

 そういうと皆さんはいま流行りの?性転換手術じゃないの、と思いますよね。古くはカルセイラ魔奇とか、最近だと、なつな愛、とかがそうじゃないかな。これらのお方は確か雄から雌に外性器を変えたとか・・・

 そうではありません。今、やっている性の転換は、雄⇒雌、あるいは、雌⇒雄 であって雄でも雌でもない性になるのとは違います。私が言おうとしているのは雄雌ではない、ま、いわば第三の性です。

 自ら進んで、あるいは強制されてというのもありますが、ともかく後天的なものです。その歴史はたいそう古く、5000年は遡ると思います。いったいその人たちはなんと呼ばれたか?

 「その人たちは宦官とよばれていました」

 宦官は、幼児期が最も多いが少なくと思春期に達するまでに外性器を切り落とし、男性の機能を無くしました。ただし、切除にも二種類あって、陰嚢(キンタマ)のみを取り陰茎は残す方法、二つ目は陰嚢も陰茎も両方切除する方法である。

 大昔とはいえなんでこんな残酷なことをするのか?そもそも宦官っていったい何者?宦官の仕事とは、皇帝や王様の多くの妻妾を外部から囲った宮殿(後宮という)の官僚、使用人です。皇帝や王様にしてみれば、後宮の管理・維持を任せる人が必要なわけですが、か弱い女性のみでは無理な仕事である。といって男をおいた場合、密通などされて子を孕ませでもしたら世襲制度が根幹から崩れてしまう。

 そこで生殖能力を無くした男をつくり後宮の管理をさせたわけです。知力体力など身体能力は男と変わりないが生殖能力だけ持たない『宦官』は皇帝・王にとって後宮を安心してまかせられる臣下でした。ただ生殖能力はないとはいえ、その切除の方法によっては女性と性交できる場合もありました。陰嚢も陰茎も両方切除した宦官では性交は無理でしたが、陰茎のみが残っている場合は可能でした。後宮ではこのような宦官は少なかったのですが、イケメンで若い宦官などはこのように陰茎のみを残せば、後宮の女性を妊娠の心配なく楽しませることができる『生きた張形』として弄ぶことができましたから、こっそりと存在したようです。

 全部ちょん切られた大部分の宦官は人生の最大の楽しみの一つである『性の歓び』を享受できませんね。何か虚しいですね。それでは廃人のような生き方をしたのでしょうか?いいえそうではありません。性の歓びは無くした代わりに他のセンスは磨かれ洗練されました。

 中国の後宮にいた宦官は性欲は無くした代わりに、権力欲、芸術を求める欲、身を着飾る欲、そして食欲、を代償として求めます。食欲は誰でも持っている欲のため、宦官によって究極まで突き詰められ、おいしい料理が生まれてきました。世界に誇る宮廷から生まれた『中華料理』は宦官によって多くの料理が生み出され洗練されたといわれています。また一般的ではありませんが宦官の中には権力欲、芸術を求める欲、身を着飾る欲を強く求めた者もいます。それらの宦官は観劇、美術、音楽などのパトロンとなり、その洗練に力を貸しました。

 また宦官ではありませんが声楽家の中には宦官と同じように男性器を切り取るものもいました。もちろん今はそんな人はいませんが18世紀までのヨーロッパには存在しました。思春期までにキンタマを取り除けば、声変わりもしませんし、喉仏も発達しません。少年のように高音部をいつまでも歌えることができます。このような歌手を『カストラート』と言います。超人的な声域を持ち、優美な声を出すため当時はもてはやされました。そのため多くの少年がこの目的のためキン抜きされたといいます。

 今日はそのカストラートを描いた映画を紹介します。もし興味があったら鑑賞してみてください。決してエログロないかがわしい映画ではありません。芸術的価値の高い作品です。

 ここクリック

 

2014年6月1日日曜日

エアコンの掃除


 我が家にはクーラーが3台、エアコンが1台ある。そのうち2台は前世紀の遺物でモウタやファンは動くが全く冷房能力がない。要するに壊れている。結局、動かせるのは2台だけである。ということは冷房が入る部屋は2つであるが、独り暮らしの私にはそれで十分だ。

 今日はかなり気温が上がる予想であるため、冷房を使いたいと思っていた。しかし去年くらいから、どうも冷房効率が落ちてきているみたいだ。原因の一つとして汚れがたまっていることが考えられる。以前、掃除機の機能が落ちて故障かと思っていたら、ごみを吸い込み過ぎていたことが判明したことがあった。掃除機も掃除をしてフィルタのゴミをポイしなければならないとその時にわかった。

 そこで今日は朝からエアコンの掃除をした。確か前にしたのはオヤジがまだ生きていたころだ。ということは・・・かなり汚れていることを覚悟していた。

 フィルターを取り外すと綿ぼこりやら粉塵やらが下に舞い落ちてきた。
フィルターにはこんなにホコリがくっ付いている。
よく見るとホコリが層になっているではないか。
無精して掃除をしないとこういうことになる。
 
高圧水流でフィルターの目をきれいにし、日光で乾燥。
 
本体もこんなに汚れていたので拭いてきれいにした。

掃除の後、さっそく今年初めて冷房モードで運転した。前より冷える気がする。