2012年1月22日日曜日

キリストと赤ふんどし


 キリストの磔刑像、すなわち十字架を見たのはいつだろうか。もう時も場所も定かでないはるか昔の幼児期であったと思う。時も場所も覚えてはいないが印象は強く残っている。
 全裸に近い格好で、手足は大きな釘で十字架に打ち付けられ、体のあちこちからは拷問のあとのような傷があり、血が出ている。特に脇腹は槍で突かれた跡がある。うなだれているのはもう死んだあとだろうか。顔には苦悶の表情が張り付いている。子供ごころに

 「怖い」

 と思った。その後も十字架像は時々見た。そしてその像は刑死したキリストだと教えられた。なぜ罰を受けて刑死した人が教祖、いや神なのだろうと疑問に思った。
 その後、あれは全人類の罪を引き受け「人の罪」を負って死んだのだと理解したのは高校生の頃だった。
 なぜあれほどの苦しみを受け、もっとも惨めな刑死の格好をさらさねばならないのか、それによってわかった。あらゆる罪を一手に引き受けその贖いとして死ぬのなら、苦が大きいほど、また惨めさが大きいほど、我らの代わりを引き受けてくれたキリストに対し畏敬が増すのは道理である。

 「なるほど、絵画や彫刻に見られるキリスト磔刑像は、これでもか、と言わんばかりにサディスティックなのはそういうわけか!」

 ちょっと一つの絵画を見てみましょう。
これなどはまだ抑制されたものである。中には怖気をふるうような磔刑像もある。

 さて、いくらサディスティックなものほど効果的といってもさすが官能の器官を開チンさせている絵画、彫刻は一つもありません。どれもみんなこれ、「ふんどし」か「腰巻」かしています。
 いくら罪人とはいえ、ユダヤ人社会の掟で全裸で辱めるということはなかったのでしょう。

 この布、昔から気になっております。いったい紀元頃のユダヤの男子の股間を覆う下着はどうだったのか?このようなものだったのだろうか?そして構造は?生地は?興味が湧いてきます。

 この絵画を見ると緩く巻いているだけのように見えるが、腰をまわすだけの腰巻では見ていて、おぼつかなさが増してくる。現にずり落ちかけである。
 だから、これは腰に巻いているだけでなく陰茎陰嚢を包み込み裏へまわす、いわゆるふんどし、T字型にしていると思う。そうしないとすぐずり落ちるし、「ああ、イエス様」といって老婦人が拝んだとき巻いただけの布だと見上げた時下から陰茎陰嚢が丸見えになるんじゃないかと心配する。

 「でも中東や西洋ではふんどし型の下帯はしないのかもしれないぞ!」

 どうだろうか?向こうの人もふんどし型なのだろうか。キリストの腰のものに関する限りよくわからない。

 まえにどこかで男はなぜ「ふんどし」をしめて陰茎陰嚢を包むのか?「ある説」を聞いたことがある。それは、男は昔、狩猟で走り回っていた。全裸や腰巻様では陰茎陰嚢がブ~ラブ~ラしてじゃまっけになって走る障害になるそうである。だから、ふんどしやパンツで陰茎陰嚢をしめ、固定するようにするとかいうのである。
 この説、私も書いていて「ほんまっかいなぁ!」とちょっと疑問に思いますが、私はフリチンで全力疾走したことないので真偽はわかりません。だれかフリチンで疾走したことのある人、教えてください。

 ともかくキリストの下帯、腰巻で巻いただけで中は「フリチン」だったのか、それともふんどしで前後に回してしめ官能の器官を包み固定していたのか、わかりません。ネットでもちょっと調べましたがそんなことを調べる専門家なんかは阿波弁で

 「私そんなお下劣な歴史は、せんもん!

 でありました。

 さて、そのふんどしでありますが、今日1月22日は徳島新町川で寒中水泳があり、毎年恒例の若い自衛官の赤フンでの泳ぎがありました。ふんどしをきりりとしめ(中に一人緩んでいる者がおりましたが)、川の欄干からドッポ~ン。
 写真と動画でご紹介します。
 ところでなぜ赤色のふんどしなんでしょう。いろいろ言われていて正確の説はあってないようなもの、みんな勝手なことを言っています。そこでやまさんの説。

 昔から赤色は特に疱瘡などの瘡(かさ)の病(できもの)の予防に効くといわれていました。江戸時代、日本の男子の多くは瘡の病を持っていました。(今の梅毒だけどね)、だからそこから伝染する股間に赤色のふんどしを締めた。とまあそういう説です。

 そんな説とは別に、肌色の全裸で股間には目立つ赤、はいいものです。よくは説明できまへんが

 「なんじゃぁしらんけんど、肌色、そして股間の赤は、官能に、感応(かんのう)する~、なんていっちゃったりして・・・」

 普段は全裸にちかい男のはだかなど絶対よう見ないような御嬢さんが、二十歳そこそこの自衛官の赤フン姿に近づいてキャッキャいいながら写メールや写真なんかとってました。

 橋の欄干から飛び込む赤フン自衛官

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

赤ふんどし、いいですね!やまさんも60歳をお迎えですから赤ふんどしをきりっと締めて威厳を保つのもいいと思います。しかし、一枚目の写真の右端の人の締め方は、いけませんねぇ。女性の○○下着を連想してしまいます。いかん、いかんな~(^.^)P

yamasan さんのコメント...

しんさまだけに今日のブログ、なぜ不自然な2つのキーワード「キリスト」と「赤フン」を結びつけて不自然とも思えるタイトルにしたかこっそりお教えいたしましょう。
 実はちょうど一年前に作った「親鸞と赤ふんどし」のブログがなぜかとてつもないヒットを続けているのです。今でも一日何回もアクセスするくらい人気なのです。
 別に力を入れてつくったブログでもないのに不思議です。ともかく異常なくらい人気でヒットしてます。私のブログの他の全部のビューを合わせたそれよりもまだ数倍多いのです。
 そこで「親鸞と赤ふんどし」でそんだけヒットするならば、「キリストと赤ふんどし」のブログを作れば、
 「こりゃぁぁぁぁ~!ただことないぞ~」
 と思った次第です。