韓流ドラマの影響を受けてか、華流時代劇ドラマもベチャベチャに甘い恋愛物が多い。ワイが華流時代劇を見るといってもこんな糖尿病を引き起こすような甘い甘い恋愛モンのストリを楽しんでいるわけではない。あ呆~げたストリはどうでもええ。見所は、本物の紫禁城内、室内装飾、それとその室内に配置されている小道具類である。
紫禁城へワイもいってあっちこっち観光したいが、ビンボ暮らしのオイラにゃゼニがない。行ったところで紫禁城は中南海(シュウキンペイ主席の住まい)にうんと近い。だから中国共産党が認めたツアしかできんやろ。時間の許すまで紫禁城を自由にあっちこっち見られるわけではない。ど~せ、スパイもどきの監視員つきツアやから、決まりきった場所にツアの案内員がつれていって、そこそこの写真や動画をチョコちょこっと撮らせてくれるだけ。
窮屈な思いして実際に足を運んでも、そんなもん。それなら家で紫禁城舞台の華流時代劇見るのと大して変わらん。
まず、見たいのが、養心殿の玉座と天井、さすが当時(18世紀)世界最大の富と権力を持つ大清帝国の玉座、それに見所は天井、龍の彫り物があり、これから金の玉がぶら下がっている。徳のない皇帝が玉座に座ればこの金の玉が皇帝の頭上に落ちてくるとかいう伝説がある。
これが観光パンフに乗っている養心殿の天井
したがワイが見ている華流ドラマの一シーン、本物の養心殿で撮影されている。江戸城の上様のいる大広間奥の天井は折り上げ格子天井だがその豪華さもこれにはかなわない。さすが大清帝国!(左が養心殿天井、右が日本の折り上げ格子天井)
次に辮髪、満州族はワイら江戸時代の人みたいに頭の前部をそり上げる風習がある。中国は清まで2000年間、総髪の髪型だったから、清朝の250年間が異質だったわけだが、月代をそる日本人からしたら好ましい髪型だ。正面から見れば男性はほとんど坊主に見えるが後ろのみを長く伸ばしポニーテルにしている。
女性の髪形は世界中で極東の髪型ほど複雑なのはない。上の女性の髪形は割りとシンプルだが下はかなり髪飾った姿。美しいですね。ワイら東洋人は髪が直毛で比較的太いから(つまりクセがない)からこんな髪型ができるんでしょうね。
しかし日本の江戸時代のおいらんに適うのはまずない。
次回は別の視点から見て見ます
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