清朝ドラマに出てくる人々の顔は日本人そっくりでおんなじ東アジアの人種だなと感じるが衣食住の風習はずいぶん違う。日本列島のすぐ隣に位置している中国だが日本よりうんと遠いが地続きのヨーロッパと共通点が多いんじゃないかと思う。
室内では椅子に座ってすごす。就寝は寝台である。日本のように床にペタッと座ることはない。欧米と同じである。下は室内の様子。
紫禁城内部での映像を見ていると日本のお寺の本堂の内部に似ている。建物に表札はないが日本のお寺や神社のように額がかかっている。その額に書かれているのが表札であり、その建物の名称になる。日本の御殿にこのようなものはない。だからちょっと見は、お寺か神廟と誤解してしまう。それと室内のいたるところの柱に対句となる漢詩や文章の文字が書かれている。
宮殿内部が日本の寺や神社に似ているのはそればかりではない。門の横には狛犬のような石造が一対鎮座している。日本の屋敷の門にこのようなものはない。
江戸時代の武家屋敷などは奉公人とはいえ体罰を与えることはあまりない。(体罰を与えるよりはむしろお手打ちなどの死罪とするだろう) しかし清朝では、罰として体罰がシステム化されており、軽い罰ならお尻ぺんぺん10回、そして罰の軽重にあわせ段階的に20、30、・・・100回とかになる。下図の左は体罰の台、右は宮女がお尻をぶたれているところ。
顔つきは似ていても日本とはずいぶん違っている。
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