皇居外周は約5キロ、散歩、ジョギングコースにとてもよい。
しかしね。普通、散歩とかジョギングはだいたい家の近くでやりますわな。この皇居外周散歩とかマラソンは手軽なコースだがご近所といってもね・・・場所は東京のど真ん中、千代田区、この辺りに住んでる人ってだれがいるんやろ、緑濃い立ち入り禁止の中心部には皇族がお住みになっているのはわかっているが外周のそのまた外周にかけて官庁街か大手会社の本社ビルばかり、住民などいそうにない。あそうそう、大使館はいくつかありましたから大使館員は住んでいらっしゃるでしょうね。
だから、散策だのジョギングだのやっている人はこの地元の人などまったくいやしない。ほとんど全部といっていいほど外部の人ばかり。徳島でジジババが町内を一周するのとはわけが違う。
11月4日正午前に大手門前を出発した。ワイのようにフラフラ歩く人よりジョギングする人のほうが多い。そのうち正午を過ぎるころよりジョギング姿バッチリの走る人が増えてきた。外部からわざわざここまで走りに来ている人というより、どうもこの人ら、中央官庁街のお役人とか千代田区内にある大手会社のエリトサラリーマンのようだ。この人らの昼休みのちょっとした運動だろう。これが徳島の労働者やサラリマンだと「なんで好き好んで昼休みまで体を動かしてジョギングなんどと疲れることせにゃならんのじゃ!あほたれ!」でしょうが、ここらの知的でセレブな人はちゃいまんなぁ、「昼休みちょっと皇居外周を走ってくるわ」 こんなことが言えて実行できるのがエリートなんでしょうね。
みんな走りなれた様子である。身に着けているジョギングウエア、シューズなどもワイが見ても高機能で超高そうなものばかり、タッタッタッと走り抜ける人を見ているとまるでスポーツウェアのファッションショーみたいである。白人も多い。これは大使館関係か外資系の会社員だろうか、そして日本人も含め若い人も中年でさえもスタイルがいい、男も女もプリッとひき締まったキュートなケツをしている。さらにお利口そうな顔をしている。
そんな中に混じってキチャナイ格好でヨロヨロと皇居外周を歩きました。
まず歩いたコースです。外周といいながらちょっと膨らませて「北の丸」公園にも寄りました。こちらも江戸時代は江戸城の北の一部です。
大手門付近を出発しました。(日本橋からやってきたので)。下は大手門、大手門は今修理中です。
少し歩くと堀端に小公園があり和気清麻呂の銅像がありました。奈良時代の人で称徳天皇が尊崇厚い僧・道鏡に皇位を譲ろうとしたとき阻止した人です。だから大忠臣と思われて皇居のそばにあるんじゃないでしょうか。
そしてそこを過ぎると平川門が見えてきます。大手門が江戸城の正門であるのに対し、こちらはいわば裏門、別名不浄門とも言われ江戸城内で病気あるいは死亡した人、また罪を得て幽閉所に送られる人がここから退出します。忠臣蔵で有名な浅野内匠頭は登城した時は大手門からでしたが刃傷を起こし、罪人となったあとこの平川門から退出させられています。
そしてなおも外周を歩きますと「竹橋門跡」に行き当たります。今は当時の面影は残っていません。位置については地図を参照してください。
ここを通り過ぎると北桔橋門(きたはねばしもん). があります。これは今も残っています。こちらの門は動画で撮影していますので後でご覧ください。
北桔橋門(きたはねばしもん).のあたりから外周をそれて北の丸を散策しました。下の銅像は北の丸にある北白川宮の銅像です。それと北の丸公園の中の池、動画は後でご覧ください。
そして再び外周コースに戻り、次に見えてきたのは乾門。上記の地図を参照してください。
そしてしばらく行くと右側にイギリス大使館が見えてきました。
やがて半蔵門。
そこを通り過ぎると急な下り坂になる。有名な三宅坂、最高裁判所、その向こうに国会、下り切ると桜田門、警視庁がある。日本の政治の中枢部だ。下は下りの途中で振り返ってみたところ。
ここでほぼ一周し終わったところで、日比谷公園の方へ向かい皇居の外周の散策は終わりました。
まとめの動画もご覧ください。
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