2019年5月28日火曜日

まじめなアジア時代劇は清朝ものにかぎる その1

20160818

 アジア時代劇ファンは多い。特におっさんよりおばはん連中がそのファンの主流である。その中でもっとも人気のあるのは現在のところ韓流時代劇である。時代劇はもちろんフィクションの要素が強いし、見るのは現代人であるので当時そのままの衣装や風俗がそのままということはありえない。100パーセントとはいかないがかなり改変されている。しかし、あんまり時代考証を無視すると時代劇にもならない。スターウォーズのように空間や時代をぶっ飛んだファンタジーとなる。

 残念ながら韓流時代劇、特に古代中世編は時代劇というよりファンタジーである。御殿、衣装、風俗、ほぼ100パーセント創作であるからそういってもよいであろう。ま、それを承知でおばはん連中は見ているのでおいらとしてはなんも言うことはない。

 しかしできるだけ時代考証に忠実な(もちろん100パーセントということはないが)ものを見るのは華流時代劇の清朝時代のドラマがおすすめである。近代に近いためあんまりな大嘘はつけない。また御殿や衣装なども博物館に残っているためこれまた創作はできない。ちなみに韓流の古代中世のものは伝世のものはほとんどない!嘘のつき放題である。

 そこで今日は清朝ものの時代劇をちょっと見てみよう。

 まずは清朝の北京紫禁城から。


 清朝の宮廷には興味深い、日本の時代劇ではじぇったいにお目にかかれないおもろいキャラが出てくる。それは・・・・・・

 『宦官』

 なんかわかりますか宮廷の使用人です。一応おとこ、いや元男ですが金玉もチンポも切除した人です。下の側室と二人の官女の横で卑屈に腰をかがめている青い服を着た人が宦官です。側室、官女、宦官の衣装、髪型は当時とほぼおんなじです。(むしろ清朝の場合当時がもっと豪華です)

 時代考証が気になるワイでもこりゃぁ、ベンキョになりまっせ。


 また続きを書きます

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