2019年5月22日水曜日

江戸時代の下町を体験してみる その1 表通りのお店

20141022

 今回の東京旅行でちょっとしたタイムトラベルを疑似体験した。行ったところは深川江戸下町資料館である。ここには江戸時代の深川の町の一角を原寸大に再現したものがあるのだ。吹き抜けの(天井の高さが十数メートル)体育館のようなところにその町が再現されている。そしてリアルさを演出するため天井は空の色を真似ていて町の明るさも夜明け、昼、夕暮れ、夜、と変化する。
 このようなところである。中を歩いてみた

 今回のブログではその中から表通りの『お店』を紹介しよう。ここでは撮影は可なのだが、先ほども言ったように一日の変化に合わせて町全体の照明が変化する。そしてその変化の時間が極めて短いのである。あっという間に昼が過ぎ、夕方から夜になって暗くなる。そうなると撮影しづらい。おまけにこの日はカメラの調子も悪く、後で見ると半分余りはSDカードに保存できていなかった。(カメラを買った時からあまり良くない)そのため見づらいかもしれません。
 まず行ったのは八百屋。大根はわかりますね。それから人参、葉物野菜、向こうに見えているのはカボチャですね。
 次は米屋です。なぜかニワトリがハンモックのようなムシロ上にいますね。何のためかわかりません。下にある、木で出来たシーソー状のものは唐臼でコメを人力で精米するものです。みなさん見たことありますか。今は電気の精米機だから知らないだろうなぁ。
 店先を正面と表通りから見たところです。大きな飯台(寿司桶の大きなもの)に精米した米が入っています。これを小売りするわけです。枡で量り売りします。


 深川は大川(隅田川)にも海にも面しています。また掘割や運河も縦横にめぐらされています。そこで船便が利用されます。その中心的なところが船宿です。この船宿は掘割に面してあります。
 つづく、次回は屋台店、江戸のファーストフードについてご紹介します

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