年明けくらいから胃部の不快感と鈍痛が続いている。胃の辺りが突っ張ったような膨れたような不快感があり、上腹部のあちらこちらの鈍痛である。胃といえば去年の真夏に胃カメラを飲んで調べたところである。そのときは医者から特に悪いようにはいわれなかった。今年の年明けからなら半年しかたっていない。
軽い胃炎くらいに思っていたが2月になっても続いている。これはやばい病気かも知れないと、今月上旬大病院の胃腸内科を受診した。早速胃カメラで調べられたがやはり胃には異常なし。それでさっぱりして終わるかと思ったが、その後もすっきりしない。さらに腹部のCTスキャンをすることになった。
昨日、CTスキャンしながら投影剤の静脈注射をして検査は終わった。まだしばらくは病院通いが続きそうである。
胃に異常がない場合、上腹部の不快や鈍痛はどこから来るのか医者に聞いた。他にはすい臓、胆嚢、肝臓らがあげられる。私のような素人では激痛のほうが重症と思いそうだが、医者が言うにはそうではないとのこと。上腹部の激痛は大体炎症か潰瘍が多い。それ自体怖い病気だが癌よりはずっと治しやすい。癌は放っておくとどんどん大きくなり悪化し、ついには宿主の命を奪うが、炎症や潰瘍は自然に治ることがあることを考えてもぜんぜん恐ろしさが違う。
炎症や潰瘍と違い、癌の最初の症状は、なんとなくの不快感や鈍痛が多いとのことで、むしろ腹部の症状は激痛より不快感、鈍痛のほうが怖いことが多いそうである。そうなると私の症状も軽いといって安心はできない。むしろ癌からきている症状かもしれない。
そうなると胃カメラ検査で胃が安心といっても、胃以外のすい臓、胆嚢、肝臓も調べねばならない。昔はこの検査は大変だったが、今はCTスキャンがあり、かなり高度な確立で癌の疑いのある病変を見つけることができる。
しかし癌となると胃の方がずっとタチが良い。すい臓なんかで癌が発見されたらまず完治は無理である。胆嚢も肝臓も胃よりずっと癌の治癒率は低い。大まかに悪性度から言うと
すい臓>胆嚢>肝臓>>>>>>>胃
である。これで見ると胃癌なんかは治りやすい病気である。
ということは胃に異常がないといってもほかの臓器がイカれていたらもっと悪いことになる。
60過ぎれば余命宣告をされることも覚悟しておかなければならないが、いまだにオイラにはその覚悟はない。
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