2012年5月7日月曜日

1969年、私は18歳、そのころの懐かしい白黒テレビ


 最新の映画DVDを借りてきた。たまにはアクションものを見るのもいいだろうと思い、おすすめらしい映画『ミッション・インポッシブル・ゴースト・プロトコル』主演トム・クルーズを見た。

 この映画自体はさほど面白いものではなかったが、このテーマ音楽に昔わくわくしながら見た白黒テレビの番組が思い出されて、懐かしく、そっちの方の感慨が深かった。

 放映されていた時の番組の日本名は『スパイ大作戦』、初めてみたのは1969年の春ごろじゃなかったろうか、見るなりはまってしまって、毎週わくわくドキドキしながら見た。そのときの私は18歳である。

 実は借りてきたDVDを見て、同じテーマ音楽が流れ、そのときになって、ああ、そういえば日本名はスパイ大作戦であったが、番組中に英語テロップで「Mission: Impossible」と流れていたなぁ、と気がついた。ということはこのDVDは大昔のスパイ大作戦の最新リメイクなのだ。

 でも、昔の白黒テレビのオリジナルの方がこのDVDよりずっとおもしろかった。なぜだろうと考えてみた。単に昔のものはみんな懐かしく良いものにみなそうとする懐古趣味だからだろうか。
 当時は冷戦の真っただ中で、生きるか死ぬかの迫真のスパイものとしての場面設定が自然だったのかもしれない。

 それと白黒テレビに毎回出てくる女スパイの「シナモン」、金髪碧眼の美女でこの人が毎回どういうふうに姿態をつくり敵をだますか、ホントに楽しみだった。

 ネットで当時のポスターとテーマ音楽を探し、しばし旧懐に耽った。

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

私は、その頃は小学生なので、そんなませた番組は見た記憶が無いです。ヒョコリひょうたん島とか、サンダーバードとか見てたと思います。(^_^)

yamasan さんのコメント...

そうかぁ~、私が高校生のころしんさまは小学生か、当時、「11PM」というおピンク番組を見て翌日、高校生同士で

 「あれ見たか、見たか」

 と話し合っていたのを思い出します。今から思うとそんな過激な深夜番組じゃないのにね、そんな時代です。