2011年1月27日木曜日

立ち読みは知識盗人か、でもね~

 本を読みたいときは、図書館の本を利用することにしている。しかし、話題の新刊などは図書館にはない。しばらくして買い揃える本もあるが、予算の関係ですべてはそろわない。
 わたしが読みたいな、と思うような新刊は、一般的に人気がない本で、まず、購入予定はない。リクエストをしたこともあるが、リクエスト用紙に記入しただけで、いつも却下なのだろう、入りましたと連絡はない。
 そこで、新書ぐらいの軽い内容の本だと、立ち読みをさせていただいている。もちろん、これは犯罪行為ではない。しかし、薄い新書とはいえ、一冊読むのは度を越していることも承知している。まあ新書だから大雑把な読みで出来るだけ早く終わらせるようにはしているが、それでも数十分はかかる。まことに申し訳ない思いではいるのですが
 
 私も2~30歳代の小遣いが潤沢にあった時期は、少しでも気に入った本は迷わずジャカスカ買いました。
 しかし、今現在、800円ぽっちの新書でも、恥ずかしい話ですが、それだけあったら生活費にと考え、私にとって本の購入などはありうべからざる贅沢になってしまいました

 今日も、とある本屋で、面白く、どうしても読みたい新刊の新書を見つけました。大冊だったらあきらめますが、薄い新書だったので、大雑把の要点読みで最後の頁まで立ち読みしてしまいました。

 あつかましい、知識盗人だ。といわれそうですね。でも、周りを見てみると時間の長短はあっても、みんな立ち読みしてる。
 それにこども本コーナーだけど、ベンチがあって坐り読みしてる子もいる。
 しかし、最近、足腰が弱くなって、立ち読みも苦行になってきつつある。今日もだんだん腰が痛くなり、ほとんど斜め読みでさっさと終わった。

 読み終わっていうのもなんですが、真新しいことはなかったですわ。唯一の新発見は、シーボルトが文政十年、大阪角座で歌舞伎、「妹背山女庭訓」を観劇したことぐらい。
 へ~、鎖国時代にようそんなことができたな。
 まあ、たいしたことごわへん。シーボルトはんは、江戸城奥深くの幕府の文書館ともいえる紅葉山文庫にも入ってますから。
 お前は忍者か。
 
 最近、新書を出版するところが多くて、新書とはいえ、内容はどこかで読んだようなものが多い。いい新書は少なくなってきている。 

3 件のコメント:

yamasan さんのコメント...

 今夜も冷えますなあ。さっき外へでたら、氷が張りつつありました。
 去年のいつまでも去らない猛暑に
「おこらえなして~」 
 と天に向かって叫びましたが、
 今年の寒さも
 「どうぞ、もう、おこらえなして~」

トシ さんのコメント...

本はついつい立ち読みをしてますね。クルマの本から、思想本まで、自分が気に入った本は予算が許す限り、ついつい手を出してしまいます。
今は文化の森図書館でWeb関係の本も借りてホームページ等の参照にしています。

てるゆき さんのコメント...

yamasanのいうように、犯罪と言えなくもないが、まあ、立ち読みする人は、万引き防止に役立っていると僕は、おもいますが?図書館にいろんな新しい本があればいいですが?
お金に余裕があれば購入したほうがいいですが。本屋さんも、商売ですから。
今も、職安から、帰って来ましたが、エアコンのリモコンが、まだとどかないので、部屋にコタツしかなく、凍死しそうです。