2011年12月27日火曜日

映画、Gパン、ケーキ


 数年ぶりになるだろう。今日、映画館へ足を運んで映画を見た。連れは何か別の映画を見たかったようだが私の意向が強引に通った。

 見たのは、『源氏物語』副題「千年の謎」。連れはいろいろ不満があったようだが、私は娯楽として充分楽しめた。王朝絵巻をそのまま映画にしたような絢爛、色彩の乱舞。衣装の華麗さ、つややかな流れるような長い黒髪。視覚的にみんなみんな素晴らしかった。

 最近、映画は最新モノもみんなDVDで見てしまうが、映画の良さを見直した。当たり前だが映画は暗い中、椅子に座ってお行儀よく前を向いて集中して見る。一つの作品を芸術として鑑賞するのはそれが当たり前である。しかし、DVDで安易に見られることでそれを忘れていた。

 「いい作品をほんとに鑑賞しようと思ったらやはり映画館で見るに限る!」

 連れの評価はあまり高いようでなかったが私はかなりな高得点をつけることが出来る。まあ、こういう古典が主題の映画は人によって好みもありますから、あえて皆様にはお勧めしませんが、平安絵巻を素晴らしいと思う感性を持っている方、また、漫画でもいいですが源氏物語を読んで興味を持たれた方にはお勧めできる映画です。

 やま爺さんにとっては、最近、視覚も聴覚も衰えていましたが、目を見張ったり、耳をそばだてるような、少し興奮させるようなところもある映画でした。といっても、やま爺さんの好きな下ネタじゃないですよ。

 聴覚面で一つだけ言うとそれは

 『衣擦れ』(きぬずれ)

 の音でした。最近の若い方は、着る素材はニットや新素材などですから、絹織物の召し物が歩くたびにすれある衣擦れの音など知らないでしょうが、映画の中で女房装束でしめやかに歩く時の衣擦れの音が何とも艶かしく、感動しました。
 後で連れにその衣擦れの音を云ったら女のくせに

 「ほうで!しらなんだわ。」

 視覚面で一つ言うと

 『六条の御息所が長い黒髪を水で洗いながら、芥子の匂いが抜けないと嘆くところ』

 もうぞくぞくするような場面です。(といっても若い人が期待するような性的興奮の場面ではないですよ)

 下は映画館の前の源氏物語の写真屏風の前で撮りました。場違いな「翁」(おきな・じじいのこと)が入ってせっかくの美的な写真がぶち壊しですが出たがりのじじいめでごぜぇます。お許しください。
 
 せっかくここまで(富士グラン)来たんだから夢タウンに行こうというので行きました。

 上の哀れなじじいの格好を見てもわかりますが、Gパンが擦り切れかかっていたので買ってもらい、さて、念願のケーキということでタウン内のケーキ店の喫茶店に入りました。

 しかし、ロールケーキ専門店みたいでモンブランもビーナスニプルもなし!一番おいしそうな『ポン・ミエル』とかいう御大層な名前のケーキを食べましたがいまいちでした。

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

なーんだやまさんデートしてるじゃん。いいな~、ラブラブですか?おまけに源氏物語ですか、内容知らないですけどうらやまし~な。我が家は先日ミッション:インポッシブルをみました。痛快アクション映画ですが、ドバイの世界最高ホテルに泊まったような感じになったので、良かったです。ケーキは残念でしたね、今度見つけたらお知らせします。ヽ(^。^)ノ

yamasan さんのコメント...

そんないいもんではありません。最近はほんとにじじいとばばあの文字通り茶飲み友達になっています。こんなのデートと言わんでしょう。

 上記の写真見てください。白髭のじいさんがデートもへったくれもないです。
 ただ、話し相手が全くいない生活が長いし、今から思うとアスペルガー症候群(軽い自閉症)に60歳まで取りつかれてますので、今日も会って車に乗った途端、しゃべりまくり、耳が遠くなったもんで大声を自然と出したようで、

 「うるさい」

 といわれへこみました。やっぱり話し相手を求めているんですね。しかし、おとなしくなんでもふんふんとは聞いてくれないようです。