2011年12月23日金曜日


 私は猫が好きである。育てられた祖父母の家にはいつも猫がいた。あまり長期に生きた猫はいないみたいで、18歳になるまでに記憶にあるだけでも4匹は代替わりしていた。
 名前は代々

 「ミーコ」

 縞トラだろうが三毛だろうが、白黒のブチだろうが、(黒はいなかったなぁ~)みんな祖母がミーコと名づけていた。
 性別はどれもメス、オスはこれまた祖母が嫌ったみたいで子猫を毎年のように産んでもメスを飼い続けた。
 今から思うと我が家の猫はみんなおとなしく人懐っこく、家からあまり離れたがらなかったのはメスだったからではないだろうか。

 今晩のような寒い夜、布団を敷いて寝はじめると必ず布団のそばにやってくる。ウンと小さい頃は抱いて寝たりもしたが、中学高校になるとさすがに不潔な気がしたし、抜け毛や蚤が心配で入ってきたらおいだした。そのためもあってか私が目覚めているうちは遠慮してか足の方の掛布団の上に体を丸くして寝る。

 しかし私が眠ってしまうと布団にそっと潜り込んでくる。深夜や朝、目覚めると布団に深く潜り込んでいる。
 でもあえて追い出しはしなかった。悪い気もしなかった。寒い夜、一緒に丸まって寝ながらの猫毛のふわふわした感触や温かさは気持ち良いもので、猫のゴロゴロいうのどの音も心地よかった。

 猫嫌いの人がこんな話を聞くと

 「おぇ~~~、気色悪~~!」

 というでしょうね。

 その猫との暮らしも高校卒業までで、以来猫とは暮らしていないが、今でも猫は大好きである。

 私はどのネコでも街中で猫を見ると必ず口中で舌打ちながら猫をチュッチュッと呼ぶ。もちろん猫は警戒心の強い動物で滅多に自分から近ずいてこない。しかし逃げても猫の習性で距離を置いたあたりで立ち止まり、必ず振り返る。その時、私は猫とにらめっこする。これが面白い。猫も私から目をそらさない。そうなるとにらめっこの根競べだが、飽きっぽい猫はやがてふいと目をそらし去っていく。
 中には何を思ったのかその場所で急に体をねじり尻をついて毛づくろいを始めたりするから面白い。

 猫が私の視界から完全にいなくなるまで時間がかかってもジッと見守る。これがとっても楽しいしなぜか一見無意味なことのようでも、ずいぶん心が癒される。

 18歳以降猫は飼っていないが、このようなちょっと変な猫好きの、隠れ猫ファンである。

 今年の5月頃、MOTOさんがブログをアップしてかわいい子猫もらってくれませんか。といったことがあった。飼いたかったが子猫の寿命より私の寿命が短いことを考えあきらめた。

 その6匹いた猫がみんないなくなったとのことで今日のブログでMOTOさんが悲しんでいた。私も話を聞くと悲しい。
 かわいそうな死を迎えたのではないかと心が痛む。

 そこで以前、MOTOさんの子猫に出演頂いた動画があったので下に貼り付けておきます。どこかでいい人に飼われて幸せな猫人生を送っていることを祈りましょう。
 最後の方にMOTOさんちの子猫が出てきますからねぇ~。

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

猫飼いたい! 動画再生しませんが・・・。(゜_゜)

yamasan さんのコメント...

マンションは動物はダメなんですね。でも子どものとき動物は飼われていたんじゃないですか。猫などは癒しになりますね。