2011年9月14日水曜日

解体進む遊園地

 ちょうど二週間前だった。8月31日が吉野川遊園地の閉園最終日であった。別れを惜しむ人が多くて最近にない大入りで最期を終えた。

 そして今日、江川を通して見る遊園地の大観覧車の形がいつもと違う。

 「あれ、いつもの見慣れた形と違ってる」

 近寄って見るとすでに解体が始まっていて、かなり進んでいるようである。ゴンドラはすでに全部が取り払われ、放射状のアームは残っているものの、円周部の曲線鉄骨、そのほかのフレーム部分の多くが取り外されている。
  この大観覧車、四国の中でも1,2位の高さ、大きさを誇り、徳島平野、剣山系の山々、紀伊水道の広い範囲の眺望が楽しめたのに、解体撤去するとは残念である。

 もう今更いってもせんないことではあるが何とか別の利用法を見つけて残してほしかった。
 たとえば次のようなゴンドラ利用はどうだろうか。

 Ⅰ、「大観覧レストラン個室」: フルコースと展望が楽しめる。

 Ⅱ、「回転宇宙風呂」(ソープ嬢つき)

 Ⅲ、「ピンクサロンどうにでもして!」: 一回転ごとに料金が加算される。

 Ⅳ、「大空デンタルクリニック」: 展望を楽しみながら治療できる。

 Ⅴ、「空中床屋」

 Ⅵ、「メイド喫茶・あれ~ご主人様」

 Ⅶ、「カプセルホテル・アンドロメダ星雲」

 夕方、我が家から西の方にみえる観覧車を眺めようとしたら、たくさんのコウモリが飛んでいた。
いつもは遠くに小さく放物線状に大観覧車が見える。
 遊園地があったころは我が家からは観覧車はこのように見えていたが、やがて完全消滅も近い

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

 凄まじいゴンドラの利用方法ですね、でもこの使用方法を週替わりで行えば閉園はなかったでしょうね(^.^)

yamasan さんのコメント...

 跡地は病院になるそうです。高齢化社会では遊園地より病院が優先ですかね。