2011年3月4日金曜日

金磯から赤石駅へ 磯に佇む女一人 ここは愛の終着駅

 小松島ハローワークで検索のあと以前の訓練生と会い、少し話をする。今日はとても寒くて真冬に舞い戻ったような一日でロビーで話していて外を見ると雪が降っていた。
 
「降る雪や 明治は遠く なりにけり」
 
 という句があるが、パロディーで
 
「降る雪や 求人は遠く なりにけり」

 と言ってみたくなった。
 
 いずこも同じ求人状況で厳しいのに変わりはない。お互いに
 
 「わが世の春に再びめぐりあはむ。」
 
 ことを期してAさんとお別れする。
 
 凍りつくような寒い日だが、せっかく小松島まで来たのだから、めげずに砂浜海岸をあるくことにする。
金磯の海岸を歩く
遠くには弁天島が見える









 
岩海苔を採っているのだろうか











 
浸食作用だろうか洞窟になり、海に向かって開いている









 
沖に小島がみえる



コートの襟を立て、磯にたたずむ美女一人、寒い北風に長い髪をなびかせじっと海を見ている。
 
 ゆっくりとポケットから白い封筒を取りだし、破り、小さくちぎる。

 風に白い紙が雪とともに舞う。

 この女にとってここは
愛の終着駅 
それではイメージビデオをどうぞ

1 件のコメント:

てるゆき さんのコメント...

想像力豊かですね。昨日は、有難うございました。

また、お会いできるのを楽しみにしています。