2012年2月12日日曜日

春が近づいたなあ


 昨日も日中は暖かかったけど今日もいい天気になり、風もなく春を感じさせる一日でした。遠くの山を見るとうっすら霞んでもう少し濃くなったら春霞と呼んでもよいような遠景です。

 昼に城山の周辺を歩いたら助任川の水の色がとてもきれいでした。光を増した陽光が、「寒」には澄むといわれる水に散乱されたのでしょうか、深緑の鮮やかな色でした。写真ではうまく色が再現できていないのが残念です。


 城山を少し遠くから見ると、城山原生林の上に白いものがたくさんいます。

 拡大すると

 シラサギだ。

 「あ、飛び立ったぞ!」

 城山の木々の上に巣でも作っているんだろうか。お城あとに「白鷺」、で思い出すのは天下の名城、「白鷺城」、といっても若い方は知りませんわな。その美しい白壁、天守に並ぶ脇城が白鷺が広げた羽のようで、白鷺城との別名で呼ばれています。筆頭の国宝「姫路城」です。

 しかしここ徳島城でも白鷺がご覧のように多いから別の意味で白鷺城ですね。そうそう、白鷺は徳島の県鳥ともなっています。

 お昼に少し歩いただけですが、あちらこちらに見える風景に本格的な春が近づいたのを感じます。
 
シリーズ企画予告

  今日久しぶりに茶飲み友達とお茶を飲みました。最近体も弱り、気力も落ち、へこむ日が多いので、半分冗談半分本気で

 「もう、俺も死期が迫ってる。いよいよ出家して、終わり定めぬ巡礼の旅に出ようかな。」

 というと、

 「あんた、30年も前からおんなじこと言ってるよ。」

 う~ん、そうか、全部冗談と見られている。ここは本気度を示すため、出家、遁世、巡礼、放浪した中世13世紀のある「聖」(ひじり)の生涯をシリーズでブログに登場させ、私のこれからの指針としよう。
 
 そういうわけで明日か明後日、もっと先かもしれませんがシリーズもののブログを作ってみようと思います。
 そのような抹香臭いテーマですので、このシリーズ、パスしてくださってけっこうです。出家、遁世、放浪に興味のある方はよかったらご覧ください。

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

聖と言ったら京都のお菓子しか浮かびませんが、出家僧のことなんですね。いろんな所に行けて、いろんな人に会えていいような気がします。でも、私はそのような勇気はありませんし、今はそんなに行きたいとは思っていませんです。人生というか人間は注意の向け方が問題で、それは日常生活でも出来ますから・・・。そういえば一度四国遍路に挑戦しましたが、車で回るのは意味が無いような気がしましたし、なんかスタンプラリーのような気がして、いやになりました。それから、真摯な気持ちでお参りしているのに、ツアー客がワイワイ言いながら列をなして来て、場の雰囲気をぶち壊されたときには唖然としました。でも、聖の生き方には興味があります。シリーズ楽しみにしていますのでよろしくお願いいたします。(^.^)

yamasan さんのコメント...

今の金儲けに徹する寺や坊主、ツアー化した巡礼などには何の興味もありません、いやむしろ反感を覚えます。
 それゆえに宗教法人もない、また宗教がその原初の役割というか本質を失っていない800年も昔の鎌倉時代中期のあるひじり(聖)に注目しました。

 しんさまのいう宇宙のかなたからの「ある救い」。
 ある日を境に全く世界の相転換が起こり新次元あるいは新宇宙に移行するかもしれない。
 そういったものを待ち望む気持ちもあります。

 中世に数多く現れたひじりもそういったものとよく似た気持を持っていたんじゃないでしょうか。