2011年5月14日土曜日

狸のいた町 そのⅠ

 このところブログのシステム異常で、その異常も何回かそして何日にもかけて発生しているみたいで、マイブログや他の人へのコメントが急に消えたりしてます。
 消えたブログを再現して書いていますので、前後、重複する部分があるかもしれません。なにせ、記憶も定かではなく2日前ブログで書いたような「ドッペルゲンガー」ですから。
 早く正常になって欲しい。

 今どこの住宅地でも合板を使った新築の家が多いが、蔵本駅付近の家には木材や昔風の瓦を使った古い様式の家がまだ多く残っている。
 これは旅館である。昭和40年頃まではわが町にもこのような様式の旅館があった。というか昔の旅館はこのような形の似たり寄ったりしたものであった。
 
 少し行くとまだ銭湯が残っていた。我が町にも昭和30年代までは4~5軒あったが今は一軒もない。
 数年前に昭和三十年代の風俗家並みが懐かしい映画『三丁目の夕日』があったが、昭和三十年代の街並みにあって、現代の街並みにないもの、それは銭湯であった。
 駅前の東の隅に消え入りそうな線路沿いの小道を発見した。そう、まさに発見にふさわしい小道が、行き止まりに違いないとおもっていた壁の横から現れ、続いていた。
 線路構内を分ける柵は、朽ちたような枕木が使われ並んでいる。これも懐かしい。

 田宮川沿いに人通りのない道を少し歩くと狸の祠がある。








「狸のいた町 Ⅱ」につづく 

2 件のコメント:

WHOchan さんのコメント...

ごぶさたしています。

ついに蔵本温泉を見つけられたのですね。
クラシミズをふんだんに使い、帰り際に飲料水をお持ち帰りするお客さんがいる銭湯です。

キレイな水を見ているだけで人は落ち着くそうです。

お世辞にも田宮川はキレイだとは言えませんが大分マシになってきましたね。牡蠣の散布や竹炭を沈めたりEM菌を撒いてみたりいろいろ試してやっとここまで来た感じですがまだまだですね。

Unknown さんのコメント...

我が家の近所を散策されたのですね、狸の祠があったとは知りませんでした。今度行ってみよっと。お知らせありがとうございます。