ようやく朝晩の秋冷が身に入(し)む季節となった。今日は快晴の秋日和、秋の原野はどんなんかなぁ、と郊外へ出てみると・・・、遠目ではまるで早春の菜の花が一面に咲いたように野原が黄色くなっている。しかし菜の花にあらず、帰化植物のセイタカアワダチソウがびっしり群生しているのだ。
また郊外には稲刈りのすんだ秋田が広がっている。ワイらの小ンまい時は10月に入って稲刈りをしたものだが、近年は8月お盆過ぎに稲刈りをすます。しかしまだまだ植物を育てるには十分の太陽エネルギーと降雨が8,9,10月と続いた結果、稲の切り株から新しい稲が生長し、結実する。もう40cm以上に成長している。立派な稲だ。このような稲を「穭生え(ひつじばえ)」と呼ぶ。籾(モミ)を触ってみると硬いコメの実が入っているのがわかる。このまま枯れてそれらは土にかえるのか、雀のえさになるのか、もったいない話である。
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