今日は旧暦の9月13日となる。今夜は「十三夜」だ。旧暦の十三夜は一年に12回あるが、特別にその月を愛でるのは今夜の十三夜だけである。
午後6時20分ころ我が家の庭から撮影した十三夜月
叢雲はあるが月の形はよく見える。十三月なので真ん丸ではない。すこし欠けている。いわれによると、十五夜月をみて十三夜月を見ないのは「片見月」といってよくないそうである。私は先月17日に十五夜をめでた(ブログにも記事を載せている)。だから今夜、十三夜月が見られたのは幸いだったことになる。
十五夜は「月見団子」やススキなどをお飾りしてめでるが、十三夜は何だろう、しらべると今夜の十三夜月は「豆名月」といったり「栗名月」というそうだから、お飾りするとしたら栗か豆か。いま手元に栗や豆はない、今夜はめでるだけだ。そういえば昨日栗をいただいて食べた。それでよしとしよう。ちなみに先月の十五夜は「芋名月」というそうだ。
誰かに聞いたことがあるが、十五夜すなわち望月は愛でるのを忌避する人がいるそうだ。なぜか?完璧すぎてあとは欠けるのみ、衰亡を予感するからである。それに比べ十三夜はこれから満月つまり「満ちる」にむかう月である。まだまだ隆盛はつづくことを連想するからである。
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