徳島駅のロータリ付近で、ドドンガドンドン、と太鼓の音がする。「なんぞいな」とみると「おみこし」がトラックに載せられて駅ロータリーを何周もしている。
昔は、お神輿は、祭りの若い衆(ワカイシ)が威勢よく、おみこしワッショイ、と担いだものだ。今は時代も変わり、このようにトラックにのせられ神輿は渡る、みこしぶりはみられずさびしい、しかしこの神社は市内でも一二を争うほどの大きな神社である。だが都会化されすぎて担ぎ手の若い衆が集まらないのだろう。むしろここよりずっと田舎の川田(吉野川市)の八幡さんや由岐(美波町)の八幡さんの神輿は、いまもって多くの若者がみこしを担いでいてその威勢良さをアッピルしている。だから氏子だけでなく多くの見物人を集めている。
徳島駅やクレメントホテルはこの春日神社の氏子である。駅前のロータリを神輿が巡回している間、ホテルの支配人さんたちが神主さんに祝詞をあげてもらってお祓いをうけていた。
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