2022年7月26日火曜日

夏この頃 その2

  暑い!

 暑さになどは負けたくない、歳ぃいったといいわけもしたくない。お釈迦さんの生まれたインドをおもやぁ、ウチらの夏の暑さなどたいしたことない、とはいっても先日、暑さの中歩いて木陰で涼んでいたとき、目がクルッと回りだした。幸い一回まわっただけですんだが無理をしたらあかんと思い知った。

 土用は暑さのピークであるという。ちなみにどれびゃぁの長さがあるのか、大暑(24節季)から立秋(24節季)の前日までということで今年は7月23日から8月6日までとなる。土用というと盛夏と思いがちだが、これはちゃう、土用は春夏秋冬にくっついて4回ある。土用は春夏秋冬の四季とは別格の季節と見るみかたもできる。

 夏に限らずそれぞれの四季の季節が極まる頃用と名付けているのではないかと思っている。そのため夏の土用しか有名じゃないが用は春、秋、冬にもある、春の土用は立夏の前、秋の土用は立冬の前、冬の土用は立春の前となる。

 その季節が極まる頃を土用と名付けたというのは実は理屈の後付けっぽい。古代中国の自然哲学っぽい思想に「陰陽五行説」っちゅうのがある。ギリシア哲学の四大元素と対比されるが、要するに自然の要素は。木火土金水の五大素であるという。それを四季に当てはめたようだ、は芽吹くから「春」にしちゃろ、はあちいから当然「夏」や。は黄葉や穀物の実りの色やから「秋」にしてこまそ。はちべたいから「冬」やな、そうすると五つのうちがあまる。こまった!えぇぇい!しゃぁない、は四つに分けて春夏秋冬の極まる時節に(だいたい17日間)に振り分けちゃろ、これで五行(木火土金水)全部一年に押し込めたわ、めでたしめでたし、でないかいなぁ、とワイはおもっている。


 今日、暑い中お寺はんにお参りしたあと、あんまし暑いので、近くのスーパでシャァベットの氷菓をかって食べた、脳天がジィィィンとするほど冷たかった、涼感をたっぷり感じたがあとで腹が痛ぅなった。ウンコしたらなおった!





 荒廃進む鉄道

 四国JRはJRグループのなかで最も貧ちょこまい会社だ、ものすごい赤字で路線に寄りゃぁ100円儲けるのに2000円もいると言うから仰天だ、いけるんかいなと心配するがその心配が年々歳々形になってきている。ここ数年で人員がすごく減った。人件費から減らして行こうとしているようだ。また駅にかける維持費もかなりへずっているようだ。地方駅のプラットホームは草ぼうぼう、除草もままならないようになっている。沿線は葛(くず)が大繁茂、ところどころ昼顔が暑い中元気に咲いている。

 昔は引き込み線があって列車が何本か待機できていたが、今はこのように廃線になった。これが遠からず本線も廃線ということになりゃぁすまいか、ワイの生きとるあいだはなんとか廃線にならずにいてほしい。車のないワイなので死に神に捕まらんように行きつ戻りつ逃げ回るのは定期こうて汽車で走る以外ないからなぁ。


 猿神さまの祟りじゃ

 とうとう日本国内にサル痘の患者がでた。なんか令和2年のあのいやぁなコロナ蔓延開始のデジャブ感に襲われる。これからどないなるんじゃろ、コロナのうえに新種の疫病とわ、もう「おこらぇなして」といいたくなる。

 このあいだから、首筋にアセモのようなポチポチができている(粟粒のような)これも「痘」で、まさかワイも感染?でも外国と接触も関係もないから、ま、ただのアセモじゃわな。

 このサル痘、正確な情報が乏しい。国内発生が0で、我が国に入ってはけえへんわ、と思っていたのか、しかし一人でも出たとなるといろんな情報、予防などについてしらせてくれなあかんと思う。不確かな情報に寄れば、種痘が効くと言うことで、日本人は45歳以上はしている、しかし若い衆はしてない、外国でも若い人の発症率が高いそうである。外国では年齢に偏りがあるし、また圧倒的に男性の発症が多いようだ。不思議だが、男性同性愛の接触感染という噂が出ている。ホンマかいな?これもエイズ発症時のデジャブ感がある。

 それにしても次から次へと新種の(といっても風土病やある特定動物の病気だったが)病気がはやるものである。サル痘っちゅうのも奇妙なネェミングだ。

 (老人俳優の)加藤嘉が村の古老を、あるいは北林谷栄演ずるババア巫女が

 「お山の猿神さまの祟りじゃ!」

 とでもいいそう。

 で、きょう、サル痘の疫病退散をねがい、佐古にあるサル神様にお参りしてきた。


2 件のコメント:

Teruyuki Arashi さんのコメント...

人口減少なので、仕方ないですね。バス転換ですね。四国地方は 過疎地なので
JR四国は、民営化後 赤字続きなので
お腹 大丈夫ですか。

yamasan さんのコメント...

>>テルさんへ
 どうしてますか?猛暑が続きますが、お元気で、お仕事は順調にいっていますか。
 こちらは古希をすぎて偏屈になってますが内心は人恋しいです。あのとき全員でブログを作り始めましたが残っているのは私とK先生だけです(傾向が変わって子育て日記みたいになってますが)コメントも8年前までAさんがくれましたが今ではテルさんだけになってしまいました。寂しいものです。
 今年になって今までの持病の薬に血圧の薬が増えました。体もようようなんとか生存しているという状態です。夏乗り切れるかな、とまぁ半分冗談半分本気ですが。
 またお目にかかれれば幸いです。