2020年1月2日木曜日

昔の住居のすぐそばにお不動さんの寺があった。

 30代の頃住んでいた住宅からわずか百メートルも離れていないところに小さな寺院というかお堂といったほうがいいかもしれない宗教施設があった。今日、三十年ぶりにそのあたりを歩いた。その小寺院のそばを通ると壁に大きくその寺の名称が書いてある。

 見ると「大聖院金不動明王」とかいてある。え~、お不動さんだったんじゃ、と昔、目と鼻の先に住んでいながら不動の寺と気づかなかった自分の無知に驚く。
 大聖院・金不動明王とある。お不動様にはその効能によっていろいろな名称がつけられている(例えば浪切不動)また、そのお姿の色によって赤不動、青不動、黄不動などがある。この中で黄不動(三井寺の国宝)は金色不動ともいうから、ここのお不動様も金色かもしれない。本尊も見えず、お堂には人もいなかったので確かめることはできなかった。
 この寺はどの宗派にも属せず、単独で唯一の宗教法人の寺である。寺の構えや独立独歩の寺であることを考えるとよって立つ経済基盤は御祈祷による収入ではないかと思う。

 不動明王のお経をあげて参拝する。

 お不動さんの反対側は千手観音さんをお祀りしている。こちらも観音経をあげて参拝する。

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