2020年1月12日日曜日

藍住の地福寺

  最近あちらこちらの寺に行くので「後桃山日記」ここクリックにも寺参りなどを投稿しています。

 今日行ったお寺は藍住の地福寺、ぽっくり寺、ボケ封じの寺として有名とある。どちらも高齢者の願いであろう。でも高齢者とはいえ、ぽっくりといってもすぐに死にたいわけではない。そうではなくて死の直前までピンコシャンコ元気で、あの世に行くときは長患いせず苦しまず、ぽっくり逝きたい、という意味である。

 勝瑞駅から歩いて15分ほどの距離だが途中、中世の城跡、勝瑞城跡を通るのでそこもついでに見ていけば退屈することもない。

 有名なお寺の割には、こじんまり、ひっそりしたお寺で、鉄筋コンクリート製だったのは意外だった。御本尊様は地藏菩薩である。縁日が毎月24日でその日は駅前からバスを仕立てて参拝に来る人がいるくらい賑わうそうであるが今日は誰もいず静かであった。このお寺も高齢者向きの祈願(ぽっくり大往生、ボケ封じ)に特化しているようだ。牛の島のお不動様と同じで経済的な基盤は御祈祷収入に寄っているのかもしれない。

 山門もなく寺の名称を刻んだ石柱とその横のお地蔵様が迎えてくれた。保久利院と書いてポックリ院と読むのだろう、なるほど。

 本堂、地蔵菩薩真言をとなえて参拝する

 お大師様の石仏が一番古そうであった。

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