2010年11月21日日曜日

えーぐぁかんがはいれへんのもよーわかる

よんべ二本だてで新作でぇぶいでぇみたわ
一本はディズニー、もう一本は韓国映画。皆さんの中には坊ちゃん嬢ちゃんがいらっしゃるかたや韓流ファンのかたもいらっちゃるかもしれませんので紹介しておきます。二本とも最新作です。
1「父山」
映画の主題は、父子愛、男三人が主演で、なんか野郎ばかり三人でむさくるしそうですが、左の男は日本でいえば菅原文太か高倉健のような任侠道のすごみがあり、中年の渋みのある役。
 右のおっさんどうしようもないダメ男なんですがちょっと泣かせる演技をします。
そしてまんなかの少年、これがまあ、アポロかヒヤキントス、ナルキソスも裸足で逃げ出そうかというような美少年、あまりの美のため神に愛されはかなく天上に召された命短いギリシャの美少年のよう。
 この役の子、だれか知らんが、「華」がある。役どころもギリシャの美少年のようにはかなき運命をになっていてそれが少年の美しさに凄みを増している。苦悩し、ほっと嘆息しながら、流し目をするところなんか、あまりの美的シーンに、おぶけかえったわ。こりゃ、日本の韓流のおばさまがほっとかんわ。まだ、無名じゃけんど、絶対、ミソつけるわ。
 この少年、16歳頃の坂東玉三郎に似とる。今、日本に若女形がおらんから、日本語と古典演劇仕込めば、歌舞伎で活躍できるなと思う。ま、むりじゃわな。
 主題が父子愛でちょっとくさいとこもあるし、生きるか死ぬかの大手術のあとムックと起き上がりアクションに及ぶというつっこみ所もあるが、まあ、おもっしょかったです。
2「クリスマスキャロル」

 
ディケンズの有名な小説の漫画化、何度もつくられた、今回のは最新版でリアルなアニメが売り。まんがでよくこれだけリアルにできるなと感心した。
 ヴィクトリア朝初期のロンドンの街が縦横無尽にグーグルアースを見るように鳥瞰できたのがすばらしく、私にはこのシーンだけでも大枚105両もはたいて借りたかいがあった。
 クリスマスも近いし、こどもの情操教育にいいと思いますが、わたしなら子供にはおなじディケンズの「オリバーツィスト」をみせて親子で話し合いますわ。
 最新作二本見てもレンタル料たった210(一本105)円、安い!これでは映画館が廃れるのむりないわ

1 件のコメント:

ワンピースファン ルフィと仲間たち さんのコメント...

映画もお好きでしたか。
洋画・韓国など幅が広いようですね。
自分は、洋画派です。