2021年10月10日日曜日

自転車を赤石駅に置いてきた

  小松島では港付近、大・小神子、日の峰さん、恩山寺、金磯弁天あたりは何度も言ったことがある。先週は小松島の街でお寿司を食べた後、なんちゃら市場(大きな市場)へもいった。しかし小松島の東南のはずれというか、突端ていっていいのか、たぶん昔は、砂洲がつくる沖の島でそれが陸化したところに和田島がある、その和田島へは行ったことがなかった。実は先週、お寿司を食べた時もできれば和田島へ行こうかなと思っていたのだが、駅の観光案内書のおじさんから、観光としてみるものはあんまりありまへんでよ、といわれ、あきらめた。

 しかし今朝、マックでコーヒを飲みながら、ふとそうじゃ今日、和田島へ行こう、一日かければ自転車で行って帰ってこれぬこともあるまい、と思ったのが徳島の出来島にあるマグドナルド半馬鹿店だった。そこの出発は11時前で、サイクリングの道中、旧道沿いにある地蔵橋JR駅で弁当を食べ、あと小松島駅でも少し休憩し、ようやく和田島へ着いた。午後2時過ぎだったと思う。下に地図をあげておく。地図の番号のついたところで写真をアップしているので地図を参照しながらご覧ください。


 自転車の旅の終わり、道がドントと防潮堤に突き当たったところが海、和田島の終点だ。

 そこから南を見たところ

 昔は砂洲による砂浜海岸で、まるで二次曲線(中高の数学で習った、なつかしいなぁ!)のようななだらかな海岸線だが、今は護岸防潮堤が築かれ、波消しのテドラボッドがずっと続いている。



 小さな白い灯台があった。はるか向こうに山並みが三層に重なって見える、一番手前は小松島の小神子の岬、そしてその向こうが眉山、一番遠くにかすむのが阿讃山系である。


④ ここらあたりが和田島の砂洲でできた半島部分の最先端、といってもこれも砂洲が作ったためだろうか鋭角ではなく、岬とは言わず、「鼻」と言っている。呼び名は和田ノ鼻、そういやぁ、地図を見ると象さんが鼻をくるっと上向きに伸ばしたような地形だ、そこからの由来ではあるまいが。


 ここで長い防潮堤の道は終わり、直角に曲がり内陸部に入るが、このあたりは海上自衛隊の敷地である。10m近い塀があるが、防衛上の機密保持のためだろうか、いやに高い塀である。入口付近にはデモンストレーションのためか動かないヘリコブターが置いてある。



 海上自衛隊から少し行くと和田島の港がある。ちりめん漁の港である。


 上三枚写真の空を見てください、雲が怪しいでしょう?この後、にわか雨になり、一時土砂降りとなってTシャツ、ジィパンがビショコになりました。しかし天気はすぐ回復し、気温も高いので自転車で走っていると乾きました。

 さすがに自転車で徳島市内からここまでくると疲れました。もう帰る馬力が出せそうにないし、サドルに長時間跨ったためケツも痛いので、ここから最も近くにあるJR駅赤石駅まで自転車で行き、無料駐輪場にとめて汽車で帰ってきました。また日を改めて自転車を取りに行き残された半道を帰ってこようと思っています。

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