2013年9月12日木曜日

初秋随想

暑さのぶり返し
 サルスベリは百日紅と書く。その名の通り暑いさなか4か月にわたって暑さに負けず元気よく美しい花を咲かせる。でも人間の方は今年の猛暑に参っている人が多い。ようやく初秋の涼しさでホッとしたら、今日はまた暑さがぶり返した。

 そうそう聞くところによると7年後のオリンピックは猛暑のさなかに開催するという。なにをトチ狂って、そんな時期に?

 公的な説明ではそのころ日本の各地で夏祭りが開かれるから、外国人客の観光にいいという。なんかこじつけのように思う。ホントは?

Pest 
 仏教の慈悲の心で生きるならたとえ小さな虫も殺さず、共生していければいいんだろうが、体を刺し、血を吸う虫にそうそう慈悲の心はかけられない。

 なぜか猛暑の時期は蚊も他の衛生害虫も少ない。虫けらでも猛暑に参っていると思われる。この頃涼しくなったせいか増えてきた。

 蚊退治は右の電気蚊取り器だ。蚊以外に古くなった家にはダニも湧いてこれが刺す。それには左の燻煙剤を使う。今日午前中部屋を閉め切って3時間燻煙した。

 ところでこれらの人に害をなす虫を英語でPestという。伝染病の黒死病と同じ言葉だ。この細菌を媒介するのは蚤だ。病気もPest、蚤の害虫も同じPestだ。ちなみに殺虫剤はPesticideという。このcideはラテン語語源で『殺す』という意味だ。自殺はSuicideというが、suiはやはりラテン語語源で『自分』だから、自分を殺す、でSuicideだ。

南京豆
 その衛生害虫の中で強力に痒くて炎症を起こすのが南京虫だ。我が家の虫はたぶんただのダニと思うが、以前これに刺されて大変なことになった。

 若い時、京都のユースホステルにとまっていて、この虫に刺された。最初は蚊に刺されてくらいしか思っていなかったが、募ってくる痒み、そして刺された部位の発赤が拡大し熱を持って腫れてきた。

 結局、病院で治療する羽目になった。この虫は特徴のある刺し方をするので医師はそのいくつかの刺し傷を見て南京虫に刺されましたよ。と教えてくれた。腫れが引くのに数週間かかった。

 南京虫は大嫌いだが南京豆は大好きだ。最近、ハイボールを飲むときのおつまみがこれだ。誰かに聞いたが、ピーナツと南京豆と落花生は違うそうだ。
 ピーナツは皮をむいた豆を油でいため塩味をつけたもの。南京豆はこげ茶の皮つきのもの。落花生は写真のように殻に入ったもの。ということである。

 その定義でいうとワイが食べているのは落花生だ。喰うのに手間がかかる気がするが、殻を割るときバリバリ、ガサガサ、と大げさな音がし、殻から出した豆のさらに皮をむくのはけっこう楽しい。

 

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

今年は暑さのせいか新町水際公園のサルスベリの元気が無いです。蚤とかダニはよく見えないので嫌ですね、でも最近はレイコップとか言う布団のダニ掃除機を買って、頻繁に掃除をしているので、快適です。ダニごときで死にたく無いですね(^.^)

yamasan さんのコメント...

 面白そうな機械でネーミングにも興味あったので調べました。『RayCop』の名の通りRay光線で虫をCop捕えるんですね。なるほど。

 光線でどうやって虫を叩きだすんだろ、と思っていて昔のことを思い出しました。喫茶店をやってた時、店にゴキブリを光線でいなくする機械を行商で売りに来ていたのを思い出しました。ちょっと怪しげな装置でした。

 今、問題になっているウィルス感染で死ぬのは家ダニじゃなくて、外の草むらにいるマダニです。家で咬まれても死にませんよ。安心してくださいって・・・でもしんちゃんは自転車で野山を走るからそっちは気をつけなきゃならないね。 >oooooooo-