2013年3月4日月曜日

あ~~ら、たえちゃんの湯

 
 今日、初めてあ~~ら、たえちゃんの湯に入った。あえてワイは正式名称など呼ばんぞ!

 どこかぃな~?と田宮街道を東進すると、

 「たいしたもんだよ、カエルのションベン、見上げたもんだよ屋根屋のふんどし!」

 ガードマンがいて案内しているではないか。指示に従いラーメン屋の横を入る。
 入り口

 「あらたえ」などとのネーミングで内部を期待していったが全くの当て外れ。

 だいたい「あらたえ」とはワイらの住む麻植郡が古代に朝廷に貢物としてささげた由緒ある布地に基づく名前、これを捧げる部族名はワイらの祖先の陰部一族、いや違った!「忌部一族」。その一族にとって宝物のような名前。

 ところが名前だけパクっておいて内部は、えびす湯、アイアイ湯などと変わらぬ凡庸な配置、せめて、古代忌部一族があらたえ布をおる織姫のモザイク画でもあれば、と思うがそんな風呂の絵も一切なし。

 ただ源泉露天に、その「あらたえ」の語源由来の看板が申し訳程度に掲げてある。でもここは昔は名東郡だ、麻植郡など何の関係もありゃしない。また忌部一族とも関係なさそうだ。ただ説明書きにこの源泉は「古代の海水が地下で煮詰まったもの・・」との説明が・・・・・古代の海水が何で、忌部一族の布地になるかよ~~~わからん。

 「それだけかよ!」

 歴史にうるさい私にとって、我が麻植郡の文化歴史を象徴する「あらたえ」をこんなに安易に使って欲しくない。

 娯楽設備である喫室、カラオケ(歌)、もあり俗の温泉だから、ワイがええ名前を奉ろう。

 「茶歌凡の湯」(ちゃかぽんのゆ)

 がいいところだ。

 それでも「あらたえの湯」にこだわるならせめて古代において、あらたえを織る織姫のモザイク画でも壁に描けばよい。

 『古代に倭迹迹日百襲媛命(やまとととひももそひめのみこと)は織姫で織物を機(はた)で織っていて、何かにびっくりして、ホトをヒで突いて(女陰を杼・機織りの道具)死んだという神話がある。これなどは風呂の壁画にふさわしいと思うが。」 ※記紀神話に載っている真面目な歴史物語ですよ。

4 件のコメント:

てるゆき さんのコメント...

パチンコ屋がやっているのでお許しを

アウトローのやることなので。

yamasan さんのコメント...

そうですかパチンコ屋がやっているんですか。温泉は儲かるんですかね。従業員もたくさんいました。人件費や維持費もいるのにやっていけるのかなあ。

Unknown さんのコメント...

 あのような素晴らしい設備を、採算度外視で運営できるのはすばらし事です。パチンコ屋さんンも良い事してるじゃん。由緒ある名前も使っていただいて、ダブル感謝感激!同じ阿波人としては申し分ないです。でも,おっしゃる通り、お風呂との関係は無いですね。「ちゃかぽんの湯」っていうのもかわいいですが、カラオケは無かったと思いますので、また考え直してください。「やまとととひももそひめのみことの湯」を陰部一族の方が麻植に作られたらピッタリなんですけどね。(^o^)/

yamasan さんのコメント...

二階は利用しなかったのですが、カラオケや娯楽設備があるのかと思っていましたが、カラオケはなかったんですね。

 採算を度外視しているのはすごいですね。ちょっと見直しました。いった時間帯のせいか私以上のお年寄りが多くそういえば福祉施設のような感じもしました。