2014年4月2日水曜日

よっぽど美青年だったんだなぁ


 この季節は花の季節でもある。多くの人は桜を最も愛でるが、野山は桜以外の花も爛漫である。まさに百花繚乱の季節である。

 今日は江川水源の水仙をご紹介します。



 水仙は水辺を好む花である。これについてギリシア神話では水仙はナルキッソスという美青年が水仙になったという話がある。

 世にも稀な美青年だったためいい寄る乙女が雨あられといました。しかしどの美女にも靡きませんでした。なぜなら彼が一番美しいものとして愛していたのは自分自身だったのです。

 自分に対する愛があまりにも嵩じてしまって、自分自身に恋煩い。水辺に映る自分の美しい姿をため息をつきながら日がな一日眺めて呆けたようになっていました。

 これが神の怒りを買い(その実、神が彼の美を嫉妬したからだといわれています) とうとう水辺にたたずんで自分を見ていたナルキッソスを水仙に変えてしまいました。どんだけ美青年だったんでしょうね。見てみたい気もしますね。

 今も水仙の花ことばは『自己愛』さらには悪い意味で『うぬぼれ』

 江川水源の泉のほとりの水仙を撮り・・・

 よく見ると、水面に水仙が映っている。ギリシア神話のナルキッソスのシュチュエーションと同じですね。


2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

我が家にも水仙咲いてますが、水辺ではありません♪なんでだろ~(^.^)~
自己愛はそんなに悪いことでないと思いますが、たまには他人も愛せないとな~
そもそも自己愛がないと死ぬしか道はないと思います。自分に価値が無いと思っているのですから・・・そういう意味ではみんなナルシストでしょうね。(^.^)~

yamasan さんのコメント...

今が一年で一番花が多い季節ではないでしょうか。前々回のブログでは家の近所に咲くライラック(リラ)の花をアップしました。
 オランダに行かれたのはいつか分かりませんが初夏だとあちらはこのリラが目立つようですね。オランダはチューリップで有名ですがホントはこれ、トルコ生まれだそうですよ。北西ヨーロッパは春から初夏にかけてはリラですね。このあたりでは珍しいので撮りました。