2022年8月23日火曜日

コロナ陽性記

  古希を過ぎて体が衰えてきている。そしてアッチャコッチャ体の具合が悪いときが多い。あるときは頭痛ないし頭が重い、腰の痛み、四肢の疼痛、歯痛、胃のもたれ、などなど、そして時々、体全体がしんどいときがある。70才を過ぎてそんな状態が続くのでそれが普通と思いだした。

 だからあとからいつ頃から病気でしんどくなったのか聞かれてもわからない。今回コロナ陽性になったが発熱はほとんどなかった(家の体温計で測ったときはいつも平熱)。ただ8月11日の祝日の朝、起きたときに喉の違和感があった。そして少し咳が出始めた。いつもの夏風邪かな、とおもったが、今コロナが急蔓延しているので少し気になる。売薬の龍角散を飲んで様子を見ることにする。体調は、先も言ったとおり、古希を過ぎていつもシンドイのでその日だけ特にしんどいということはない。

 13日には、何か四肢のだるさというか鈍痛があるような感覚がある。しかしこれも先に言ったように高齢になって時々おこるから、特定の病気の自覚はない。咳は頻繁ではないが少しあり、喉も荒れているような感じがする。夕方、なにげなく入ったデパートの入り口の検温モニターを見ると私の顔の上に37.9℃の表示がある。驚いて家に帰って検温計でもう一度どころか何度も計ったが36℃の平熱、しかし、もし微熱があればコロナ感染の疑いがある。

 翌日も病院休診日なので保健所のコロナ課に相談のため電話するが10回電話しても「混み合っていますので後ほどおかけください」との電子音が流れるだけ。

 結局、ボニが終わってから内科の普通予約で診察を受ける。個室で待たされ、問診票を書いて、しばらくして鼻から検体を取る。40分ほどすると、陽性と告げられ、症状の対処の薬(咳止めと去痰剤)をもらい発熱外来の出口からでる。病院からは保健所から家に連絡があるのでその指示に従ってくださいとのこと。

 保健所からの電話で症状の出始めの日時、そして現在の症状の様子を聞かれた。そのときまでには喉の不調と若干の咳だけしか無かったので軽症と判断され、自宅療養期間は8月21日までと告げられた。その後、地区の保健所から3回と県から1回、現在の症状の問い合わせがあったが、体調は70才を過ぎてからの普通の日とかわらず、とくに胸が苦しいとかセコイとかはなかった。そして今日は8月23日、一応私のコロナ感染の始末の区切りはついた。

 しかし4回もワクチンをしても感染したのである。いったいワクチンって効果あるのだろうかと疑問を感じる。いや、ワクチンを打っていたおかげで軽症ですんだんや、といわれたら、そうかなぁ、と半信半疑納得せざるを得ないがどうも釈然としない。またコロナは一般の風邪と一緒で、一回罹っても何度も罹ると聞くと、完全に一区切りついたとはいえない。

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