2022年6月26日日曜日

夏椿と宵待ち草

  去年の今頃、夏椿(沙羅の木)の花を見に行ったことを思い出し、昨日昼から石井の山のほうにある椿園にその花を見に行った。御覧のように白い夏椿の落花は夏椿の木の下のそこここに見られたが、木を下から見上げたところ咲いている花は一つも確認できなかった。今年は開花が早まったのか、また夏椿の花は一日花なのですぐ落下する、そういったこともあって木に咲いている花はすでに落ちていたのだろう。



 駅から歩いて行ったが帰り土砂降りの雨にあう、傘は持っていたが、汗と雨のしぶき、しずくでビショコになる。雨宿りのつもりで国道沿いのマックに入った、ドリンクのみを注文し、坐って雨をやり過ごしていたがしばらくすると、なんと天井のあちこちから雨水が滝のような水流になって落ちてきだした、勢いはだんだん強くなる、雨漏りなんどという生易しいものではない、椅子のあるあたりのフロアは落ちてくる水でやがて坐れなくなった、自転車で来ていた中学生グループも飲食していたが、そこにも上から落ちてくる。かろうじて水流が落ちてこない隅のほうにみんなで移動する、坐るところがないので立ったまま中学生らは手にジュースだのポテトフライだのもってチューチュー、モグモグ。

 私は濡れそぼって元気ないが、中学生のグループは大はしゃぎ、スマホで動画を撮影するやら、中には床にたまった水面上ですべって遊ぶ子もいた。スタッフもバケツだのごみ入れだの雨受の器をもってウロウロ、モップでたまった水を拭こうとしていたが、あまりの水にどちらの方法もほとんど効果なく、床は水がたまる一方、いやぁ~~どんだけ屋根が傷んどんねん。


 蔵本駅プラットホームのはずれに宵待ち草(マツヨイグサ)が群れている。昼間撮影すると萎んだ花か、蕾か、はたまた枯れた花にしか見えない。



 しかし夜、9時過ぎに撮影すると昼はほとんど目立たなかった花が咲いて、水銀灯の明かりに黄色く浮かび上がっていた。(同じ位置で撮影する)


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