2014年3月31日月曜日

ピカリと光る稲妻に出たぞ怪傑ゾロ


 小学校5~6年の時だったと思うが、当時の白黒の14インチブラウン管テレビで放映されていてワイらガキに大人気だったアクションドラマにこれがあった。

 『怪傑ゾロ』である。主題歌は今も覚えていて、♪~ピカリと光る稲妻に出たぞ怪傑ゾロ~♪
 今、ネットで調べると昭和36年放映とある。その後、映画にもなり、アランドロン主演や比較的新しいのではアンソニー・ホプキンス主演の映画もある。どのゾロを知っているかで年齢もわかる。

 小学校当時はわからなかったがこの時代背景を知ると、ちょっとしたアメリカ史の勉強になる。このドラマの舞台はカリフォルニアだが、カリフォルニアは昔、スペイン領だったことがわかる。スペインの圧政に反逆する正義の人ゾロ、として描かれている。後にアメリカ合衆国はスペインから力に物を言わせてカリフォルニアをふんだくるが、ことさらスペインの為政者の暴虐を強調したドラマにするのは今から思うとカリフォルニアを併呑したアメリカ合衆国の正統性を際立たせるあざといドラマ作りかなぁ、という気がする(もちろんゾロは合衆国のハリウッド作品だ)

 ま、それはともかく、かっこいいのは上の写真のように身構えて、剣で相手をやり込めるが、打ち負かしたとき相手のシャツを剣先でシュッシュッと切り裂き『Z』の文字を刻むことだ。それがこの上なくカッコいい。

 Zはゾロのマーク。

 前フリをずいぶん長々と書いたが今日はそのZにちなむ桜をご紹介しましょう。名づけて『Z桜』   ご覧ください。


 山の斜面の桜並木が
Zになってる

 おまけだよぉぉぉ~~ん



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