2024年8月26日月曜日

夏の終わりには台風があるんやで

   台風の進路予想が前と比べると西に寄ったようだ。また速度も遅くなっている。しかしうちらの地方が暴風圏内に入るのは変わらない。


 夏は気象災害が多い季節である。前半は集中豪雨・大雨、そして夏の終わりころには台風がある。それ以外にも日射病や熱中症で倒れる人も多い。だが夏は暑く、お日ぃさんがキツイ、のは当たり前で、昔からそれなりの工夫をして熱中症や日射病を防いだものだ。だから日射病や熱中症が特に気象災害として認識されていることはなかった。しかし、これだけ(今年なんかは特に)高温で最高気温が35℃以上になる日が多いと、パタパタと熱射病や熱中症で倒れる人が続出する。そうなると異常な酷暑による熱中症などは、今や気象災害と言ってもいいだろう。これからいわゆる地球温暖化で夏の異常な酷暑による熱中症は夏の主要な気象災害となっていくんちゃぁうやろか。

 地球温暖化は夏の最高気温の上昇ももたらすが、当然、夏の季節も長くなる。最近は初夏でも真夏日が続出し、酷暑日もたまにある。そして秋もなかなか涼しくならない。昔は「暑さ寒さも彼岸まで」とか言っていたが、秋の彼岸過ぎても真夏日が居座る。結局、四月の終わりくらいから九月が終わるくらいまでは、夏の気配が厚かましく漂うことになる。

 夏の時候を六つに刻んでみた。五ヵ月間(5~9月)夏があるとするとほぼ一年の半分である。しわ寄せは冬であろうか。冬がやがてなくなるかもしれない、また春、秋も短くなるだろう。日本は「四季」の明瞭な国と昔、地理かなんかで習った記憶があるが、それもこれからは変わってくるのだろうな。

1 件のコメント:

Teruyuki Arashi さんのコメント...

今年の暑さには疲れました。