2023年12月14日木曜日

まだ晩秋の風情が楽しめる

  師走になっても暖かい日が続いている。3日前の雨の後少しは寒くなるかと思っていたが、昼は歩けば汗ばむような温かさである。雨の日でも、小寒い時雨というより、生暖かい春の日の雨のようである。

 そのおかげでというか、紅葉の見ごろがまだ続いている。テレビの気象ニュースでも今月中旬まで「紅葉」が楽しめるといっていたが、まさに今日この頃だ。

 昨日のローカルニュースで、喬木の「タイワンフウ」の紅葉が見ごろでとても美しいとの報道があったので、見に行った。ニュースで取り上げていたのは徳島市役所横の公園のタイワンフウだ、ここの喬木はほとんどがタイワンフウなので、天を覆うように枝葉を伸ばしドーム状になった赤やオレンジの紅葉、そして下には絨毯のように敷き詰められた落葉がとても美しいらしい。

 昼過ぎに行って撮影したが、素人の私である。光線のアングルなどを全然考えずに行ったため。撮影しながら、「こりゃ、来る、時間、間違ぅたわ」、というのも昼過ぎは光線の射す角度がよくなくて、影が多いため、赤やオレンジ、黄色のグラデュエーションの色の乱舞が引き立たないのである。昼頃より日が傾いて西から指し始める午後3時過ぎがいいんじゃないかと思った次第である。そのため下のような不本意な写真になりました。



 昼からは図書館に用事があったので文化の森公園に行きました。ここもタイワンフウが美しく紅葉していました。間のいいことに日は西にかなり傾き、赤っぽい秋の日差しが、タイワンフウの微妙な色の違いを見せる紅葉を美しく輝かせていました。

 タイワンフウはその名の通り原産地は台湾です。漢字で書くと「台湾楓」かな。「楓」はフウとも読むし、カエデとも読む。個々の葉っぱを見るとカナダの国旗にあらわされているカエデに似ているがカエデ科ではなく、フウ科フウ属の別種である。しかし、紅葉の美しい落葉樹は、冷温帯(カナダや北西ヨーロッパ、日本の高山や東北以北)が主産地のように思っていたが、暖帯の台湾原産とはちょっと不思議に感じる。

午後5時過ぎればかなり暗くなってくる。五時過ぎに、公開している文理大学キャンパスのイルミネーションを見に行った。イルミはかなりの規模だ。しかしそれより大学のキャンパス内の何棟もあるある巨大ビル群の規模に驚いた。


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