2020年12月19日土曜日

お寺の宝物

 先日(15日)、徳島城博物館で企画展『眠れるお寺の宝物展』をやっていたので入館して鑑賞してきた。明王院(山川町)、春日神社(徳島市)、東福寺(貞光町)、観音寺(徳島市) の四つの寺社のお宝展示である。

 この中で東福寺以外は何度かお参りしたこともあり、ブログも作成していた。しかしあくまでも境内や外観、そしてお参りに許される堂内のみで、秘蔵されている「お宝」は見ることができなかったのでちょうどよい機会だった。

 残念ながら企画展示室内は撮影禁止なので、入り口の外から一枚だけ撮影した。下は観音寺ゆかりの蜂須賀蓬庵像、寛永16年(1639)頃の作とされている。


 四つの寺社の中で山川町の「明王院」は一年前のちょうど今頃(12月16日)にお参りしてブログを作っていた(ここクリック) もちろんこの時は寺宝などは拝観できなかった。今回の見学で撮影はできないが、詳細なパンフレットがついていたのでその図像から主なものを下にあげておく。

 江戸時代作『仏涅槃図』


 下左が『南泉斬猫図』、右が『弘法大師家系図』、『南泉斬猫図』は江戸中期・月僊(僧)作。禅の公案、南泉和尚猫を斬る、を描いた禅画である。この話、禅の公案に詳しくなくても三島由紀夫の小説「金閣寺」での有名なエピソードとなっているので知っている人は多い。


 ところで東福寺(貞光町端山)はまだお参りに行ったことないが、この寺宝展で意外とおおくの寺宝が秘蔵されているのを知った。境内には東福寺美術館も作っているようだ。あたたかくなって機会があれば行って見たいと思っている。またその時、寺のお宝については(撮影は無理なので)今回貰ったパンフレットの図象から引用して紹介したいと思っている。

2 件のコメント:

勝ぼうず さんのコメント...

こんばんは勝ぼうずです^^
東福寺美術館は宝庫ですよ
コロナ閉館中特別許可もらい撮影しました
http://www7b.biglobe.ne.jp/~katsuboze/20200612.htm

yamasan さんのコメント...

>>返信
 ありごとうございます。動画見せていただきました。鳴滝、猿飼はよく知っているのですが東福寺は境内に入ったことがありません。ブログにも書いているように暖かくなったら吉良の桜を見にがてら、健康と足が許せば拝観したいと思っています。