2020年6月3日水曜日

蜂が・・・

昨日、自転車に乗って家に帰り、洗濯干し場のトタン屋根の下に置いた。ワ~~ン、といつもにない音が聞こえてくる。ヘリコプターでも飛んでるのかと反射的に上を見上げるとトタン屋根のアルミの梁に無数のミツバチが大きな房状(ブドウの房状は生易しい、ちょっとした鍾乳石の石筍のようだった)で逆三角形に垂れ下がっている。(左のような感じ、写真など驚きと恐怖で取る間もなかった)

 驚いて家にかけ入って、ドアを閉め、ガラス窓からのぞくとデカい房状に垂れ下がったミツバチの無数の集団は音を立て、微妙にその形を変えている。見ていると逆三角の下部の細い部分がツツツ~と下に糸状に垂れ下がった。ゾゾゾゾゾ~とする。

 室内ということで、驚きと恐怖を少し沈め、考えた。昨日まではそこにそんなものはなかった。ということは一時的なものか。ミツバチが多くなり巣が手狭になった時、その一部がリーダーを引き連れて(女王蜂か?)移動するが、その途中休んでいるのか、はたまたウチのその場所に巣をつくるつもりなのか。屋根裏などでは気づかず、よく蜂の巣が作られるが、こんな目立つ、使用頻度(洗濯を干す、自転車を置く)の高い場所に作られたら、大変困る。

 とにかく定住されたら困るので、とりあえず殺虫剤で追い払うことにした。殺虫剤といっても噴霧アースしかない。とりあえずそれでということで、ゴム手袋、帽子、マスク、顔の他の部分はタオルで多い。刺されないようにして。その場所に近づき、数度、かなりの時間、めがけて噴射した。すぐ形は崩れた。多くの蜂がそのあたりに舞ったが、それ以上の蜂がポタリと地面に落ちて再び飛び立たなかった。噴射が終わるとすぐに家に入ったので刺されることもなく済んだ。窓から見るとその場所のアルミの梁の部分には巣の作り始めの痕跡はなかったので、蜂の房ができたのは今日一日の出来事だろう。

 見たところまだ十匹以上の蜂がそのあたりを飛んでいる。かなり噴霧アースは効いたが、安心できず、量販店薬局で蜂専用の噴霧缶を買った(噴射したあとも効果が残り蜂の巣作りを防ぐという)。アースよりもずっと高く1800円もしたが、あんなところに巣を作られては困るし、軒にスズメバチの巣が作られる可能性もある(以前あった)ので、その用意のためにもいいと思った。

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