小ンまい時の年末を思い出して、大晦日、ちょっとぶらついてみました。
明治生まれのバアチャンが、ションガツ用の魚などをここで買ってきていたことを思いだし令和七年末の『中洲市場』をぶらついてみた。昭和30年代と比べると、お店の規模も、買い物の人出も、比較にならぬほどしょぼくなってしまった。それでもいつもよりは多い客が買い物をしていた。
事情があってワイは祖父母に育てられたが、冬休みは(大晦日前か、あるいは新年を迎えてか、その年々によって違ったが)神戸に住んでいた父親の元に祖母に連れられて毎年行ったものである。当時(昭和30年代)神戸行の交通手段は、小松島港まで汽車で行き、そこから阿摂航路の客船に乗って神戸・中突堤へ着く方法であった。ワイらは大抵、深夜便に乗船し、早朝神戸港に着く時間帯であった。船底の三等船室で貸し毛布にくるまって寝ているうちに着くのである。よく乗った船便の名前も憶えている。「あきつ丸」である。そして東野 英治郎似のおじいちゃんが船長さんだったことを覚えている。その人は丁寧な船長さんで、出航前に三等船室まで下りてきて毎回挨拶されていたこともあわせて覚えている。
そんな年末年始、ばぁちゃんに連れられて乗った阿摂航路出航の思い出の地をぶらついてみた。汽車の終着となる小松島港駅も路線自体が40年以上前に廃線となり、今は駅舎もない。(神戸・大阪行の)阿摂航路も今はない。駅舎のすぐよこにあった阿摂航路出航の岸壁のみがこのように残っている。往時、京阪神へ行く人でにぎわったことが嘘のような静けさ、淋しさである。
そして新年!元日はあまり動かず、寝ションガツ状態、2日はむっくり起き上がり、友人の車で初詣、ホンマは氏神さんへお参りするのが本筋なんじゃろけんど、最近は、そんなのにかかわらず、有名な神社、賑わう神社へ、皆は行く。そこでワイらも
「どこ、いこか、大麻はん?箸蔵はん?津の峰?うぅ~~ん、どこでもかんまんけど、できたら、眺めがよ~て、すいとる神社がええんちゃぁうで~ぇ」
ちゅうこつで、行ったのが小松島・日の峰神社、たしかに人少なで眺めがよかった。
小松島港が俯瞰できる
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