我が徳島はありがたいことに冬でも氷点下になることは少なく、積雪などもほとんどないため、寒中でもいろいろな花が見られる。寒椿、山茶花、水仙、三色菫、冬咲きの薔薇、などなど、その他ちょっと挙げられないくらい種類は多い。その中でわが地元では『モラエス花』とよんでいる黄花亜麻の花が今真っ盛りに咲いている。
滝薬師から眉山へ上る石段の横(左)に黄色く見えるのが群生しているモラエス花だ。
モラエス花と滝(白糸の滝というそうだが今は水量は少なくチョロチョロとしか流れていない)
モラエス花と滝のお不動さん
華やかな黄色い花の群生を見ているととても寒中とは思えず初夏のような雰囲気になってくる。
この花、『黄花亜麻』はアマ科の常緑小低木でインド北部から中国に書けての山地が原産だそうである。100年前にモラエスさんがここ大滝山に植えたと伝えられているそうだが、モラエスさんの著作類、手紙にはその証拠はない、ハッキリしない言い伝えではあるが、地元ではモラエス花と名づけモラエスさんを偲んでいる。
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