昨日の番組で何気なく見たのが新日本風土記である。そのオープニングをみておぶけかえった。なんとワイが20代に住んでいた貞光町猿飼集落が出ているのだ。そしてそこに写った老夫婦をみてすぐ隣の家の人であることに気づいた。なつかしい!40年たっていても奥さんの方は昔の面影が残っていてそれで気づいたわけだが、旦那さんの方はわからなかった。しかし、その人だと思ってみるとだんだんに若い時の(30代だった)顔が記憶によみがえってきた。
急傾斜地でこの老夫婦は昔と同じように農業をやっている。私が暮らしていた時もこのような農作業風景が見られたが、今もこんな作業風景が見られることに感慨一入である。21世紀の日本にもまだこんなところがある。ブータンやチベットのような風景である。
私が住んでいた時は集落にそんな名称はなかったが、この番組ではその猿飼集落を『空(そら)の里』と呼んでいる。なるほどたしかにそうよんでもいいほどのパノラマが展開する里である。
昔、家の窓下によく見た風景である。
猿飼という集落名、その名の通り猿が頻繁に出没する。今では猿飼の人口より多いだろう。
私が住んでいたころ猿飼集落は23戸あった。しかし、今はみんな下へ降りてしまって9軒になったそうだ。その9軒もみんな高齢者ばかり、なんとこの夫婦がその中で一番若いそうだ。
もう20年近くここへ行っていない
0 件のコメント:
コメントを投稿