城博物館でこのような企画展示をやっていた。そもそもこんなのがあるのを知らなくて友人に誘われていったが、結構見ごたえのある展示物だった。田舎の小さな博物館にしてはいいものを集めて展示してあった。(ほとんどは撮影可だが、照明は暗い、フラッシュはダメ、だから解像度が良くない)
近世(安土桃山以降)になると和服はこのような小袖がメジャーになる。江戸から現代に続く和服の最もオーソドックスな形がこの『小袖』だ。豪華な二点の小袖である。
南蛮図屏風、おんなじモノを神戸市立博物館で見たと友人に話したが、友人は忘れているようだった。
黒人もいる、今ハリウッドで、この南蛮図屏風の時代にやってきた黒人が織田信長によってサムライに取り立てられ、活躍する映画が撮影されていると友人に説明したが感心はないようだった。
鎧、これは厳密にいうと『大鎧』ではなく『腹巻』という、どこが違うか?裾の部分がこの腹巻の場合、6~8のセパレートスカートになっているが、大鎧はこのスカート部分が前後横の4つである。源平時代のカッコいい甲冑はもちろん『大鎧』、時代が下るとこのような略式の『腹巻』となる(室町期)
兜、南北朝期のもの
あと全部紹介できないので私が注目した鑑賞物のみ取り上げます。
梨地鞘の儀式用の刀、儀式用なので(もちろん切れる刀だが)非常に豪華な装飾がなされている。
カッコいい反りのある刀身、銘はこのようなもの、これはいい刀だ。と思って説明文をみるとやはり国宝である。鎌倉時代作
西行絵巻を見る。
西行はん、どこにいるんやろ、長い絵巻を探すといた。拡大してみると、西行はん(僧形)も旅は道連れの修験道者も二人とも男前に描かれている。西行よ!オマイは安珍か?色男すぎるぞよ!
拡大図
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