2012年4月6日金曜日

腰が痛くて眠れないのでMOTOさんのコメントのつづきを


 ヘルニアの再発でこのところずっと腰の痛みと足のしびれが続いている。今晩も我慢できない痛みではないけど重っ苦しい痛みで眠れない。

 さっきMOTOさんのブログを開けたら、日覆いになる植物の栽培について書かれてあったので、コメントで「瓢箪」について言及した。
 家族が瓢箪の日覆いの下で涼んでいる図、とコメントに入れたが、寝付かれぬまま考えているとそれが気になってきた。

 例えて、蕪村の俳句のような絵みたいだ、なんどと思い込みで書いたのだが、はて、それは誰のなんという絵だったか思い出さない。
 そうなると腰の痛みもあってますます眠れない。
 起き上がって調べることにした。
 こんな時、ネットは便利だ、しかし、手掛かりの「キーワード」は「瓢箪」くらい、探したが私が見た瓢箪図は出てこない。それで「夕涼み」と入れたら、思っていた図が

 「あ、現れた!」

 これ国宝らしいです。私の思っていたイメージ図と同じですけど、よく見ると・・・・

 まあ、瓢箪に間違うのも無理はないですが、この図の説明を見るとこれ、瓢箪じゃなくて夕顔、あまりなじみのない植物なんだけど、この実から、巻きずしに入れる「干ぴょう」をとると言えばちょっとはわかるでしょうか。

 それにしても夕顔の実、瓢箪によく似ています。それもそのはず、これは別名「ふくべ」といって瓢箪のように器物に加工するのです。下のように。小さいのなんかひょうたんそっくりですね。

 手間がかかるのか、今は日覆いとしてこの夕顔、瓢箪、へちまなどはほとんど栽培されなくなりました。歴史妄想好きな私だけにちょっと残念な気がします。

 だって、この絵、見てください、夕顔棚の下、ごくごく一般的な庶民の夫婦と子供一人の核家族、何とも言えぬほのぼのとした近代の小市民的な幸せ(わるいいみじゃないですよ)が醸し出されています。
 数百年も昔の江戸前期にこんな夕顔棚の下で楽しく夕涼みする庶民の幸せが絵になるなど、他の国ではあまり考えられないことです。この時代、日本以外では庶民の幸せなど絵にすべき題材とは思っていなかったのです。
 ところが日本では貧しい庶民のなんでもないしぐさが、このような絵になったり、また庶民の詩ともいえる俳句になったりします。
 これなど見ると江戸は世界に誇る偉大な文化国家という気がします。

 「誰かまた、この歴史に消えつつある日覆いの植物を栽培しないかなぁ~」

6 件のコメント:

てるゆき さんのコメント...

お大事にしてください。ストレッチしていますか?

Unknown さんのコメント...

ためしてガッテンで、「腰痛の85%が原因不明」で、脳に原因があるようなことを言っていたような気がします。犬を飼ったら治ったとか言うケースが有るので、ストレスが原因かもしれませんね。と言っていました。(^_^)

yamasan さんのコメント...

>>てるさんへ

 ずっと前に整形外科で「腰痛体操」の本をくれたのですが、面倒なのでやっていません。
 ストレッチやヨガはいいと聞きますがこれもようしません。

yamasan さんのコメント...

>>しんさま

 確かに「脳に原因がある」
 ただし、しんさまとは違う理由で。人の宿命といってもいいでしょう。

 まずヒトとはなんでしょう?定義はいろいろあります。しかし、有力なのは、ホモ・エレックトス、これはおちんちんが「エレクトする」からわかるようにエレクト、直立するものです。つまり類人猿(尻尾のないサル)の中の「直立した猿」

 直立したため手が自由になり、道具を作り使うことができます。結果、脳が以上に発達し大きくなります。

 ところが直立したため、人類は他の哺乳類にはない悩みが出てきました。非常に重い頭部、そして上半身、スックと立ち上がったときそのすべての荷重が腰椎にかかってきたのです。
 特に腰椎4と5は一番圧迫されました。

 重い頭部を直立して支えるため腰椎が痛むようになったのです。

 だから、重い脳、その脳を支えるための直立、
 つまりしんさまとは違う意味で「脳に原因がありますね」

 腰椎4と5の上に湿布張ってるんですけで全然聞きません。
 でもここにバターをつけて犬にぺろぺろ舐めてもらったら治りそうな気がします。
 これも別の意味で犬が治癒するんでしょうね。

Unknown さんのコメント...

犬にぺろぺろされて治るんでしたら是非されてはいかがでしょうか?安上がりだと思います。(^.^)
 もし、椎間板ヘルニアでしたら手術されてはいかがでしょうか?でも、手術した人としなかった人の治癒率は同じくらいだそうです。飛び出した髄核はマクロファージが食べてしまう事がわかったそうです。
最近は痛みに関する研究が進んでいて「国民的大誤解」がいろいろ発覚しているようですね。(^.^)

yamasan さんのコメント...

いろいろ心配戴いてありがとうございます。
 手術に関しては私の集めた情報でも予後は変わらないもので劇的な治癒はなさそうです。

 犬ペロペロは、動物の持つ神秘的ともいえる舐めることに対する自己治癒力を期待したまでで、卑猥な想像をしないようにしてください。有閑マダムの〇〇ペロペロ、のバター犬を思い浮かべないように。
 って、そんなこと思って書く私がいっちょ

 「卑猥じゃ!!!!!」^m^