2012年4月12日木曜日
時々海が見たくなる
腰の鈍痛、右足のしびれは去らない。長いおつきあいになりそうである。
誰か言ってたなぁ、
「失われた機能を数えて嘆くより、今ある機能を有効に使うことを考える方がいいと。」
でもそんなことも面倒くさくなる。人はみんな所詮、衰亡に向かい、優先順位は今のとこ不明だが、誰も彼も仲良く順番に墓に入るのだから、
「まあ、いいや、なるようになれ。」
である。
でも気持ちがふさぎ込むのはよくないので、久ぶりに海が見たくなったこともあり、気晴らしに南小松島まで列車で行ってきた。
天気が良くて気持ちよい。昔の阿摂航路の乗り場から広がった海を見る。心地よい風、いい眺めで気分もスッとするはずだが、腰、右足の不快は存在の主張を止めない。
でも、そんなに気にはしない。
左の岬の小高い山を見ると白い灯台が見える。
「あそこまで行こうかな。」
ほとんど足が向きかけるが、行き帰りの苦行を思ってやめた。見て写真を撮るだけだ。
帰り、たぬき広場を通るとカスケードの滝はいつもは乾いているのに今日は
ザンザ、ザザンザ
と水が流れていた。
おタヌキさんの大金玉も濡れている。
「金冷法じゃ。」
などと常人にはわからぬことを言ってみる。
4月中旬の昼過ぎの日差しはかなりきつくなっている。見ると、一面の落花にくっきりとした木の陰が鮮やかに刻まれていた。
花の色は移りにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに (和泉式部)
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2 件のコメント:
海みたんですか、いいですね。最近いってないな~、行きたいな~。たぬきの公園もいい所ですね、さくらに椿にたぬきですか、僕も行って○玉を冷やそうと思いました。今日は地蔵院と眉山中腹まで駆け足で登り降りてきました。汗だくです。帰りに袋井公園の桜を見に行きましたが、終わっていました。地蔵院のお寺の庭が一番きれいで雰囲気がよく、静寂と奥深さを感じることができました。(^.^)
いろいろな花が満開で、そのコース、目も楽しませてくれましたね。
駆け足とは、元気で若い!体にも精神にもいいですね。
地蔵院の庭は私も好きです。静寂と奥深さ、日本庭園の神髄ですね。
石井町に童学寺がありますが、ここの奥庭も、静寂と奥深さを感じますよ。
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