2012年4月3日火曜日

花に嵐


 「月に叢雲、花に風、花はさかりに、月はくまなきをのみ見るものかは」

 とは、私にちょっとよく似た偏屈じじいの兼好法師はんです。

 今、午後1時45分、風が強い上に雨も土砂降り、おまけに上の方でグルグルと音がすると思ったら、雷さんではないか。

 春の大嵐である。

 「この大嵐で花が散りはすまいか?」

 と心配なさる方、心配ありません。まだせいぜい5分咲きくらい、しっかり枝にしがみつき大丈夫でしょう。

 んが!しかし、教育的には満開で春の大嵐が来るのもわるくない。ちょっと春の嵐がはやかった。

 大雨や嵐にふりこめられ、ああ、あの花は、どうなったろう、美しかった情景を想像しながら感慨に耽る。わるくない。

 不完全な美、隠された美をみて、全き美を思い、最初の言葉のような境地に達するのは、こりゃ、兼好法師、只者ではない爺さんである。

 「ああ、満開に近く、大嵐が3日も続けばよい」

 なぁんちゃって!!!

4 件のコメント:

てるゆき さんのコメント...

もうだいぶ爆弾低気圧の徳島での暴れは峠を越えたようですね。

被害はないですか?

yamasan さんのコメント...

ヘルニアで足がしびれているのに自転車に乗って出かけたところ、川筋の道でものすごい突風が・・
 すんでのところで川にドボン、と、何とか踏みとどまりましたが、もう少しで仏さんになるところでした。

 パッタリブログが切れたら成仏したと思ってください。

Unknown さんのコメント...

春の嵐大歓迎です!桜の花はおっしゃる通りまだ大丈夫と思いますし、そうであってほしいですが、杉の花粉は蹴散らして、海や川まで運んでくれたらいいな~と思っています。早く無くなれ花粉!(*_*)(^o^)

yamasan さんのコメント...

今日の風はちょっと最近にない驚くような強風突風でした。

 どさくさに紛れて、この大西風で福島原発の○○を粉にして撒きましょう。
 尊大な国への広島・長崎への義理堅い日本人としての「お返し」をしませう。