1、ポップ・スタイルのロック・ミュージック
ここいら辺りの曲になると、もう私の生きている時代、経験したことになってくる。
私の子ども時代は昭和30代であるが、この頃、田舎の貧しい我が家には蓄音機やもちろんテレビ(昭和28年開始)などもない。祖父の家にあったのは、戦前から棚の上に鎮座していた黒茶のラッカー塗り木製の箱型ラヂヲであった。
今から思うに、これはおそらく3球ラヂヲ、(真空管が3つ)戦前からの古い型だったから、なんと音量の微調整などできない代物だった。音量は大きくいつも一定。ただ、フィードバックつまみがついていて、これをいじると電波が弱い時は音量が大きくなるがハウリングつき(キ~~~、とかピワワ~~~という)、という厄介なものであった。
そしてこのラヂヲ、いつもかけっぱなしであった。昔の電気料金は、定量制で、40ワット電球何個、ラヂヲ1つだから月いくらというもので、だから、かけっぱなしにしても、金は余分にいらないのである。
子どもの耳にはいつもラヂヲの音が聞こえる。演歌だの日本の流行歌だの、あるいはそのころはまだ人気だった浪曲だのも聞こえてくるが、アメリカで流行した原曲のポップ・ミュージックもよく流れていた。
私にとって子ども時代、耳からよく入ってきた曲である。
ニューヨーク・ポップ
サーフ・ポップ
イースト・コーストのティーン向けのポップ・ロック・ミュージックの流行に対して、ウエスト・コースト、特にカリフォルニア南部ではサーフ・ロックというダンサブルなスタイルが61~65年にかけて発展する。
2、フォーク・ミュージックとフォーク・ロック
高校時代に入ると小さなトランジスタラジオを手に入れて深夜放送を自分だけで聴くようになった。そのころよく流れていたアメリカのポップス
●ボブ・ディラン
●サイモン&ガーファンクル
ソウル・ミュージックとは近年、特に日本のおばさまの間で盛んにもてはやされるようになった韓国の首都ソウルで作られた「韓流ドラマ」に基づく主題歌、BGMも含めた音楽である。
特にこれなどは有名である。がルーツをたどれば日本の『禿げ&あ!スカ!』の「愛はかげろう」の曲想にたどり着く、というのはきれいな言い方で、その実パクリだという噂が絶えない。
というのは真っ赤な嘘で、ほんとは?
リズム&ブルースの躍動するビートと、喜びに満ち溢れたゴスペルの活力が結合して、ソウル・ミュージックになっていく。
ソウル・ミュージックの特徴である「メリスマ」(歌詞の1音節に対して、複数の音符を当てはめるような歌い方)の使用が感情の表現に変化を与え、またファルセット・ヴォーカルなどゴスペル・シンギングの特徴もソウルに共通している。
1、モータウン・サウンド
「モータウン」はミシガン州デトロイトを本拠とするレコード会社。
●スティービー・ワンダー
●マーヴィン・ゲイ
●ダイアナ・ロス
●ジェイムス・ブラウン
2、メンフィス・ソウル
メンフィス・ソウルはサザン・ソウルと違って都会的でファンキィーでスタイリッシュなサウンドを特徴とする。非常に活発なベースラインとトランペットとサックスのパラレルなユニゾンのメロディーの動きが特徴。
3、アトランティック・レコード
4、フィラデルフィア・ソウル
フィラデルフィア・ソウルは、ファンクの影響を受けたソウル・ミュージックのことで、流れるようなストリングスと切り裂くようなホーンセクションで構成された豪華なオーケストラ・アレンジを特徴とする。
4 件のコメント:
すごい!ロックの本質を見抜きましたね、やまさん!
「かぶく者」ですか?{かぶく=頭を傾けるような行動という意味から「常識外れ」や「異様な風体」}とありますが、まさにその通りですね。さらに転じて、風体や行動が華美であることや、色めいた振る舞いなどを指すようになり、そのような身なり振る舞いをする者を「かぶき者」といい、時代の美意識を示す俗語となった。と有りました。
ロックの定義にピッタリです!
さらに「かぶく」を調べてみますと、
茂木健一郎さんのブログの中で、
ある時、市川海老蔵さんと、「かぶく」について話した。
「自分がこうと決めたことを、まわりがなんと言おうとやり続ける。それが、かぶくということじゃないんですかね」海老蔵さんはそう言った。
なるほど、と私は思った。
「かぶく」「かぶき者」というと、世間の常識にとらわれず、行動する、時には「悪の華」というような意味合いが感じられるが、大切なのは、貫くべき、一つのことがあるということ。
枠から飛び出し、習慣を壊し、突破する。乱暴者のようでいて実は本当の意味で伝統を引き継いでいたのはあの人だったか…このような価値のある生き方が出来たら素晴らしいのだろうと思います。
"かぶく"ためには本当の意味で自立し、新たな私の視点でしっかり見なければならないのかもしれないです、一度壊したもの、捨てたものに還るのにはそれ相当の覚悟もいる。と自分なりに考えてみました。
無秩序が絶えず規律と戦い、その戦いからポエジーが生まれる。モーツァルトやバッハが大好きだったクレーの絵には、心地よいリズムのような秩序の中に、ファンタジーがいっぱい詰まっている。
現代において「かぶく」には、秩序と混沌の闘争を超越することでは?
そこで初めて、自由で独創的な詩情にあふれたファンタジーが生まれる気がします。
なんだかむつかしくなってきましたが、これでいいです。(^。^)
いや~、しんさま参りました!(^_^;)
歴史もの古典ものは得意とうぬぼれていましたが、ここまで分析されるとは・・
しんさま。いけませんねぇ~、一年半前はあまり知らないふりで、最近は隠した爪をそろそろ出してきているんでしょうか。
ほんとは私の知ることぐらいは全部知ってるんじゃないですか。
まあ、それはともかく、実は、このまじめな学生のような「学習ノート」をとることに飽きてきました。
なにせ、テキストの勉強でそれをなぞってるもんで、書き写しや、要約ばかりで、妄想はできないわ、しんさまやジョージ君似のキャラもつかえないわ、パロディもできないわで、はなはだ面白くありません。
やっぱり昔からまじめにノートをとるような勉強には向いてないようです。
でもなんとかロックだけはノートを取りたいです。
この時代でよく聞いたのは、サイモン&ガーファンクルですが、Sound of Scilence と言う曲は、由岐さおりの「夜明けのスキャット」の出だしとそっくりです。!
スティービーワンダーもよく聞きました!(^o^)/~~
コンドルは飛んでいく、大好きでした。
大学の時、学生会の行事で、夜中中歩く『完歩』というのがあって、那賀川から大学まで深夜歩きながらサイモンとガーファンクルの曲をトランジスタで聴いたのを懐かしく思い出します。
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