2012年4月23日月曜日
メリケン流行歌小史学習ノート 15頁
60年代後期から、ロックは前に紹介したハード・ロックとソフト・ロックという2つの大きな流れにわかれていく。ソフト・ロックはフォーク・ミュージックの流れを一部継承しながら、アコースティックで繊細な表現を求め、社会性や政治色から離れたテーマを表現した。
1、ソフト・ロックとアーティスト
●カーペンターズ
「Close To You」
「A Song for You」
「Sing」
「Yesterday Once More」 私が作った動画でどうぞ!
●キャプテン&テニール
「Love Will Keep Us Together」
●ドーン
「Tie A Yellow Ribbon The Ole Oak Tree」
私の青春の歌という気がします。
●ブレッド
「If」
●バート・バカラック
「Raindrops Keep Falling On My Head」
「Do You Know The Way To San Jose」
2、カントリー・ロック
カントリー・ロックはカントリー・ミュージックの素朴な土臭さを残したロックで、70年代に隆盛を極める。60年代中頃まではカントリーミュージックは保守的だと見られていたが、ボブ・ディランがカントリーのメッカ、ナッシュビルでレコーディングしたのをきっかけに、アコースティック感覚のカントリー・ロックに人気が出てくる。
●イーグルス
「Desperade」
「Hotel Carifornia」
●クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル
「Proud Mary」
「Bad Moon Rising」
「Lookin' Out My Back Door」
「Have You Ever Seen The Rain」 大好きな歌の一つでした。
●リトル・フィート
「Dixie Chicken」
クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング
「Just a Song Befor I Go」
3、ファンク
ファンクは60年代後半に現れたダンサブルなブラック・ミュージックで、ソウル、ジャズ、R&Bなどがブレンドされたリズミックな音楽である。ファンクはほとんどが1コードのヴァンプの連結で出来ており、ベースは通常のリズム・パターンでなくリフを奏する。
ファンクの先頭を切ったのはジェームス・ブラウンで、彼はアフリカの遺産であるリズムに重点を置き、それまでのゴスペルに影響を受けていたメロディックなソウル・スタイルから離れた。
歌詞は内容的にはまとまりに欠けるが、会話調のワーク・ソングやチャント風なスタイルで歌った。
「Papa's God A Brand New Bag」
楽譜を挙げておく。リズム・セクションがポリリズムを構成し、コンスタントでリズミックな伴奏をキープ。ホーン・セクションはバック・リフを奏する。
そのほかのファンク系の作品も貼っておきます。
「Knock Yourself Out」
「Funky Man」
「Sweet Thing」
「Fire」
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2 件のコメント:
この時代のロックはいいですね!なんか涙が出てきます。カーペンターズはどの曲もいいのですが、A song for you はオリジナルのレオン?ラッセル聞いてみてくださいね。かなり味のある声と歌い方しています。ブレッドはギーターマンの方が印象深いです。イーグルスがカントリー・ロックだとは知りませんでした。西海岸の音楽は全てウエスト・コースト ミュージックだと思っていました。CCRとかCSN&Yは聞くと泣けてきます。ブリティッシュ・ハードロックとアメリカン・ソフトロックで私の中ではバランスが取れていたのかもしれませんね。その中で、はっきり言って黒人のブルース、ソウル、ファンクは一時いいと感じても、何故かすぐに飽きますね。ジミヘンはすごいと思いますが、ドラッグしての才能でしょうから別扱いですけどね。(^_^)
このノートをとるまで、音楽の分類や歌手名は尻りませんでしたが、曲を貼り付けながら聴いていると、昔、聴いてよかったなあ、と思う曲がこのあたりになるとバンバン出てきます。
おもに深夜ラジオから聞いたものですね。
そういえば深夜ラジオなんて最近聞きません。
70年代のある夜の深夜放送の録音、などというお宝放送しないかね。残っていないでしょうね。
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