今日は夏至だが、わが国では梅雨の真っ盛りで長く明るい一日とはならない。曇り空の薄暗い天気になりそうである。
夏至が目立つのは高緯度地方であろう。北緯60度にもなると真夜中でも白夜になるからだ。たとえば、ロシア文学の舞台となる「セント・ペテルブルグ」なんかそうだ。
白夜、過ごしてみたいな。
でも不眠症の気がある私は何日も過ごせないだろう。よけい眠れなくなる。
でも真夜中、白々とした明るい人通りの途絶えた町を散歩するってどんな気分だろう。
白光と夜の冷気で美しい霧が街をおおっているかもしれない。どこもかしこも白の街。
北国の夏至のロマンだな。
ペテルブルグの近くにカレリアという地方がある。
若い時分、「霧のカレリア」という曲を聴いた。
夏至の今日、せめてこれを聴いて白夜を思い浮かべるとしよう。
2 件のコメント:
夏至といえばやはり昼が長いので、洗濯なんかはどうでしょうか?今日は久しぶりの晴れですし、絶好のチャンスだと思います。一年で一番長く、洗濯ものを干せる日です。
そもそも、洗濯って大好きです。どんどんきれいになって、リセットできちゃいます。よく乾いた衣服を着た時の爽快感はもとより、洗濯している最中の、これからきれいにしてやるぞ的な快感、干すときの焦りと達成感、そして期待と満足、どれを取っても最高のパフォーマンスですね。今日はまだまだ干せそうです。
告白しますとわたし、掃除や洗濯が嫌いなんです。
と云うのも独り暮らしのため自分でやらなければならないから、もともとのものぐさもあって嫌いになったんだと思います。
これからますます年寄ってくるとやがて世間を騒がすゴミ屋敷のへんな爺さんになると思います。
しんさまとわたし、美と醜、光と闇、清潔と不潔の対ですね。
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