今、新じゃがが出ている。
お店で小ぶりの男爵イモを買った。とれた旬なので固く、皮の色つやもよい。
新じゃがなので水につけて、錆びて使えなくなった出刃包丁の刃先でこすると、面白いように皮がぴろり、ぴろり、とむけていく。新じゃがの特長なんでしょうね。むいて丸坊主にしても皮がついていた時と同じような色つやをしている。
「よ~し、今日は、肉じゃがにしよう。」
肉じゃがの肉って高級肉は全然おいしくないんですね。牛のくず肉、それも脂肪分や筋があるほうがうんとおいしい。
安い材料を使うのにおいしいのは、やまさんにとって福音だ。187円のパック肉を使う。あと玉ねぎと人参はあるから、残りはあらかじめ短冊に切ってあるコンニャクを買う。
さっそく調理にとりかかった。いつも、材料の量も不定で計らず使うから目分量で調味料を入れる。そのため味が毎回変わるんだけど、今日は砂糖、醤油のバランスが偶然よかったみたいで、とってもおいしく仕上がった。
イモを口に頬張る。まだ熱いのでパクパクすると、表面がとろーととけてくる、かむとほくほくしてジュワーとおいしさが広がる。牛脂が人参や玉ねぎ、コンニャクに程よく絡み味を倍加させる。
筋っぽいコリコリした肉もいいね。
聞くところによれば、肉じゃがって昔の帝国海軍のメニューだったそうです。それがオリジナル。
う~ん、お、い、し、い!
皆さんも新じゃが料理、作ってみてください。
1 件のコメント:
新ジャガ美味しそうですね~
僕も食べたいなぁ~肉じゃが♪
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