今日は一日雨。雨に降りこめられている。外へ出たのは昼ごろ買い物に行ったっきりでひきこもり状態。
湿度も高そうだが幸い気温がそう高くないため不快指数の上昇はなく、机をはじめとして家具、畳がジトッ、ベットとするが家にいる限りは快適に過ごせる。
たまの雨は心身に変化をもたらしいいようだが、それも数日に1日ぐらいが適当なところで、うっとうしい雨ばかり続くと憂鬱になる。天気予報を見るとあと数日雨空が持続しそうである。
いつもなら5月末は、「梅雨の走り」といわれるぐずついた天気がつづく場合もあるが、今年はもう前倒しで、予行演習の「梅雨の走り」はなくいきなり梅雨本番となった。
おまけに台風まで前倒しで襲来していて日曜の夜に最接近とのことで、心配である。
春に地震の大災害で、今度は夏になる前に、大雨・土砂災害、台風被害の心配である。これは日本列島に住む以上避けられない宿命である。背負いつつ最善の対処、策を講じるしかない。
雨にふりこめられぼんやりとPCをいらっていたら、ふと、
「台風と地震、どっちも大きなエネルギーを持った災害じゃが、どっちが大きいんだろう?」
と疑問が湧いてきた。さっそくウェブで検索した。(こんな時、インターネットはほんとに威力を発揮しますね。以前だと、ゴゾゴゾと本の堆積の中から調べまわらなければならないから、時間が多くかかった。今だと、あっという間)
「さて、みなさん、どっちが大きいと思います?」
まあ、比較上どちらも超弩級、地震だと今回のM9クラス、台風だと超大型としておきましょう。
「う~ん、地震の方が破壊力があるし、津波も起こすし、当然死者も多い。地震かなぁ~?」
「ちょっと、待てよ。地震は1分もしないうちにエネルギーの放出は終わってしまう。しかし、台風は何週間にもわたって成長~最盛期~衰退期、でエネルギーを維持しつつ小出しにエネルギーを放出する。もしかしたらこちらが大きいかもしれないなぁ」
調べた結論から言うと、台風のエネルギーの方が2ケタくらい大きいのです。
ただ、地震のエネルギーは運動エネルギーが主です。それに対し台風の場合は運動エネルギーより熱エネルギーの潜熱(水蒸気が雨になるときに放出される熱エネルギー)の方が主です。それが前に言ったように何週間にわたって小出しにされます。
したがって台風より破壊力では地震の方が上回っているようです。
とはいえ、過去の台風では(伊勢湾台風のように)数千人の被害者をだしたのもあります。また、台風は一年に何度もやってきますし、毎年のように来ます。そのたび何らかの被害が出ます。
それらを総合して考えるとどちらも破壊力では優劣つけがたい気がします。
この日本列島、巨大台風の通り道であり、かつ、多発する大地震の巣でもあります。こんなとこ世界中にそうざらにありませんよ。
アメリカ東海岸は確か台風並みのハリケーンが襲いますが、地殻は安定していて大地震はない。大地震の多いチリにゃ台風はない。
「なんて、因果な場所に日本列島は位置しているんだろう。」
付け加えると、日本列島のすぐ横を世界最大の熱エネルギーと潮流の運動エネルギーを持つ「黒潮」が流れています。
そして上空にはこれまた強い運動エネルギーを持つ偏西風の流れの帯「ジェット気流」が流れてます。よそでは見られない強い流れと言われています。
そして、大阿蘇をはじめ、火山もてんこ盛り。やがてバカスカと・・・
「日本列島って、世界の自然エネルギーのパワースポットじゃないのかねぇ~」
「こんなすごいパワースポットに暮らす我ら、なにかわからない潜在能力のポテンシャルも他民族に比べ大きいと思いませんか?」
「そうでもおもわにゃ、やっとれんわぁ~!」
2 件のコメント:
やまさんいろんなことよく知ってますね。毎回感心させられます。
日本は日出づる国とか、黄金の国ジパングとか言ってもてはやされてきましたが、今や地に落ちつつありますよね。
落ちるとこまで落ちてから、再び世界を変えるリーダーとして復活するかな?これからが正念場のような・・・。、大和魂復活なるか、はたまたニューサイエンスのさきがけで世界をリードするか・・・今がいいチャンスのような・・・しかし、よく考えるとリーダーって誰?!宇宙人しかいないんじゃない?
私は江戸時代が大好きなこともあって、鎖国をし、300の藩がひしめきあう封建制よもう一度、と考えたりします。
非現実だと思われるでしょうが、ま、夢を見させてください。
コメントを投稿