三日前、Aさんと大神子へ遠足に行った。大神子海岸の手前は湿地になっていて枯れた蒲の穂が湿地帯からいくつも出ている。そのそばの畦にノイバラが咲いていた。
棘を気にしながら花を摘み、Aさんと匂いを嗅いだが匂わなかった。
今日、川田川の土手になっている丘にたくさんのノイバラが咲いていた。そっと鼻を近づけるとよい香りがする。西洋のバラのようなドギツイ匂いではなく、上品な淡い香りがする。北海道のハマナスの薫りを思い浮かべた。
俳人である「与謝蕪村」は江戸時代の人であるにもかかわらずまるで我々現代人のようなロマンチックな俳句を作る。次のノイバラの句なんかはそれである。私の大好きな句である。
愁ひつつ岡にのぼれば花いばら
今日は本日撮影した風景に懐かしい青春の歌を入れて動画をアップしてみました。
0 件のコメント:
コメントを投稿