2011年12月7日水曜日
塩田公園を見学に行ったが
私が子供のころの塩田はすでに流下式塩田になっていた。ちょうどたくさんの竹ぼうきを逆さに立てたような形をしていた。小学校の遠足で鳴門へバスで何回か行ったときに見た。
このような形の塩田は近代になってからのもので、江戸時代の塩田は鳴門の場合、「揚げ浜式塩田」であった。
形容すれば「砂の田んぼ」という感じのもので、砂の表面に海水を撒き、天日で水分を蒸発させ濃い塩水を作り、それを集め、釜で煮て塩の結晶を析出させた。
まあ原理はそのようなものであるが、実際に「揚げ浜式塩田」がどのような形のものか、直接見てみたいと前から思っていた。
鳴門に塩田公園できたと聞いて久しいが、そこに隣接して昔の揚げ浜式塩田だったころの製塩所(福永家住宅)もあると聞き、いつかは行こうと思っていたが、今日見に行った。
しかし期待外れ、再現された塩田もなければ、製塩所の福永家住宅も閉鎖されていて内部は見えなかった。
昔は塩田の跡地だった広大な土地は新興住宅地となり面影もない。
実はこの塩田のあった鳴門の「高島」地域は、何十年も昔、塩田跡地を利用した大学のキャンパスができて、私はそこの大学院で2年間勉強したのである。
まだ最初のころで塩田を埋め立てた地形はいたるところに見られた。ただっぴろい土地で住宅もほとんどなかった。
今日歩いて見たがその変わりようにびっくりした。見渡す限り何もなかった土地には分譲住宅がたくさん建ち、店舗や病院、薬局、さらにはリゾートマンションもできている。新興の大きな町ができている。
何もないところにぽつんとあった大学に通った私としては、
「まるでアメリカの西部開拓史を見るようなものだなぁ~」
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4 件のコメント:
鳴門の渡し船気に入ってますね。ちょとした旅行に行ったような気分になりますよね。さて塩田といえば、昨日から塩の風呂に入り始めたとことでした。昨日は会社の忘年会で、4等賞のお酒が当たりましたが、同僚が当たった5等賞と交換しました。それは「world tour bath」と書いてあったので、世界のバスツアーが当たったんやな~と思ってびっくりしたのですが、実際はお風呂に入れる塩でした。フランス、パキスタン、イスラエル、オーストラリア、メキシコの塩です。塩はお浄めに使われるだけあって、魂の浄化にいいかと思いました。これで今年溜め込んだ悪いカルマをすべて落とせという、神様からのプレゼントと思って歓んでいます。(^_^)♨
いろいろと旅されていますね。歩くのは、体の健康、心の健康にとてもよいことです。僕も明日はジムがお休みなので午前中ウオーキングしようと思います。
>>しんさま
しんさまの塩のコメントに対して私のコメントを書こうとしましたが、うんと長くなりそうなので、今日のブログにまとめます。
今日のブログをお読みください。
>>てるさん
ウォーキングいいですね。あまり汗もかかずいい季節です。無理をしないようしてください。
私は2日続けてのハイキングで足を痛めました。
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